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ロンドンのイラストのテイスト、見てみる?

世界中で愛される『Hello Kitty』。キャラクターの名前考えるときにすでに世界に進出することをもくろんでいたのでしょうかね?だったら『けろけろけろっぴ』とかもかわいいけど、日本人以外に発音が難しすぎる上に意味がわからないもんね。

とにかくキティちゃんの人気はすごくて、今までで一番衝撃だったのはイタリア・ローマ出身の女の子が強烈なキティちゃんフリークで、わたしが日本人だとわかるや否や

こ、これ、わたしの車なの!キティちゃん大好きなの!見て!

と、前方後方のウィンドウにアホほどキティちゃんのぬいぐるみを載せた彼女の自家用車フェラーリの写真を見せられたことです。

とまあ、キティちゃんみたいな可愛らしいキャラクターがイギリスでも愛されている一方で、ロンドンで目にするイラストに登場するキャラクターってあんまり可愛らしいものがないように私は感じておるわけです。

じゃあどんなキャラクターが登場するわけ?

ふはは、みなさんがそう思ってくれたこと期待しつつ今回はロンドンのフリーペーパーに掲載されているイラストたちをご紹介したいと思います。

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きもかわいいってやつなのかな?

イラストレーター:Sam Taylor

毎週金曜日に発行されるフリーペーパーNMEマガジンに4コマのようなイラストを毎回担当しているSam。有名人のイラスト、似てないことはないけども…。キャラクターたちもなんだかぶつぶつがいっぱいできててカオス!

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ロンドン中のみんなが知ってるイラストといえばこれ

イラストレーター:mcbess

ロンドン交通局の広告として駅構内や電車ないはもちろん、雑誌や新聞にも掲載されているこのイラスト。英語が読めない外国人がたくさんやってきているロンドンではやはりイラストの広告が一番効果的なのです。

このバージョン以外にもロンドン交通局のためにmcbessはいろんなイラストを描いていて、わたしが思うにロンドンで最もみんなに知られているイラストレーターなのではないかなあと。

ちなみにストリートアートが盛んな東ロンドンのエリアに行くと、彼が描いたイラストをみかけることも。

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これがロンドン流へたうまイラストかも?

イラストレーター:Nathan James Page

毎週火曜日発行のタイムアウト・ロンドンでイラストを描いているMatthew。うまいんだけど、パーフェクトじゃないへたうま感がイイ感じです。

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すごーくモダンっ原題のピカソみたい

イラストレーター:Nate Kitch

イラストと実物の写真が融合したような、モダンながらもなんとなくピカソの絵のタッチを彷彿とさせるような。Nateも毎週タイムアウト・ロンドンにイラストを描いています。

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正統派セレブイラスト

イラストレーター:Matthew Brazier

文句なしに「うまい!」。われらジャパニーズが想像する外国のコミックブックに登場するキャラクターイラストといった感じではないでしょうか?

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ロンドンらしさ爆発のイラストはこちら

クリエーター集団:Le Gun

2004年から活動しているクリエーター集団Le Gunはセルフタイトルのイラストマガジンも発行中。パンク、オカルト、ポップ、シュールレリズムを融合させた独特のテイストが彼らの特長。

クライアントにはPaul Smith、British Fashion Awards、D&AD、Belvedere Vodka、Metro紙、Duffer of St. Georgeなどなど!

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そのほか紙面にちょいと使われていて
気になったイラスト写真たちです

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いかがでしたか?

日本で好まれるイラストのテイストとはかなり違う雰囲気だなというのを味わっていただけたんじゃないかなーと!

ちなみにタイムアウト・ロンドンは年に1回ほどロンドンで活動するイラストレーターを募集していて、駆け出しのイラストレーターにとって、有名になるチャンスとなっているようです。

ではでは!

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