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日本に雇用格差と貧困を生んだ竹中平蔵は、いったい何を考えていたのか?

「正社員を守るため非正規が犠牲になった」多くの日本人が貧困に転落した"本当の理由"(Yahoo! ニュース)

企業側は従来の正社員の「日本的」雇用を守ることに拘泥して、派遣社員に依存するようになり、更に、派遣社員に単純な労働ではなく、賃金はそのままに基幹業務を任せるという悪循環になっている・・・という趣旨ですね。

まさにこういう事態を引き起こした元凶が竹中平蔵ということになると思いますが、彼自身は、派遣社員の制度化と並行して、大企業の「日本的」雇用システムの刷新の必要性があるとか、どう訴えていたのでしょうか?

それはお題目で、リアルにはこうなってしまうのを承知で「御用学者」として旗を振ったのか、それとも彼の観測があまりに性善説で甘ちゃんで、あとで言い訳や合理化や粉飾ばかりしているのか?

この点について、私の知人の王子のきつねさんにご意見をうかがいました。

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竹中平蔵氏をはじめとする慶應義塾大学経済学部の教授陣は、正規だろうが非正規だろうが雇用を守る気なんてないと思います。すべてを使い勝手の良い=使い捨て可能な労働力にしたいのではないでしょうか?

『一九四〇年体制』を書いた野口悠紀雄氏(今は早稲田だが元々は慶応)は、アベノミクス批判でリッケンカルトから大人気ですが、日本型経営、日本型雇用、企業別労働組合、借地借家法、食糧管理制度など1940年体制がつくりあげたすべての制度を憎んでましたからw

これらの制度は家父長制=権威主義+弱者保護であり、私は権威主義なのが嫌いなのですが、彼らは弱者保護も大嫌いなのです。

竹森俊平氏とか、小林慶一郎氏とか、土居丈朗氏とか、慶応は新自由主義者の巣窟です。最近は慶応の経済学部と聞いただけで、要注意だと思ってますw

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・・・とのことでした。

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