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着付け技術・私なりの考察
着付けを始めて約22年…山梨校という形を取らせていただくようになり10周年を迎えました。最初たった一人のお客様から始まった着付けは、近年 私一人ではこなしきれなくなり、当学院で育った講師たちの力を借りることが多くなりました。高齢化による着付師不足が顕著になりつつある今、私が師匠から伝授していただいた技術を さらに次の着付師に受け継いでもらうことの大切さを痛感しています。
この22年間の経験の中から
部室での語らい、まさかの「夢実現」
「私はフラメンコダンサーになるんだ」
放課後の部室で、彼女は目を輝かせながら夢を語った。
将来なりたいものも人生の目標もなく精神的に自立していなかった当時の私としては、同年齢の友が自分の将来を語る姿がとても印象的で、忘れられない場面となった。
学年が進み、彼女と私は進路が分かれ、彼女は理系、私は文系。教室が離れ、自然と交流が減っていった。
卒業後、私は地元に残り、彼女は
東京の語学で有名な大学