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【興味・得意を伸ばす④】千代田区からアクセス可能な自然科学と触れ合える場【23区外/植物・昆虫】

■はじめに

 別の記事では近隣・23区内の自然科学と触れ合える場を紹介しましたが、お子さんの興味がさらに広がったり遠出ができるようになったら以下の場所はいかがでしょうか。以下、千代田区の保護者が実際に行ったことのある場のうち、植物や昆虫を観察できる場を紹介してみます。

●植物・昆虫を観察できる場

〇昭和記念公園(西立川駅直通)

・四ツ谷駅から中央線で直通かつ西立川駅から公園に直結しているため千代田区からでもアクセスが良いです。
自然系の安価なイベントが頻繁に開催されています。保護者同伴でお子さんが参加できるものも多くあります。
・遊具だけでなく自然がたくさんあるため、遊びも観察もどちらもお勧めです。
・自然観察をしたい場合はマップの砂川口近くの池周辺(位置ナンバー33と34の間)とこもれびの丘(36の西側の森エリア)がおすすめです。
※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
・土日の遊具エリア(こどもの森)は人が多いため注意要。

〇大町自然観察園(千葉県市川市 北総線の大町駅から徒歩5分)

・アクセス、規模的に湿原初心者にお勧めの場所です。湿原の近隣にはアスレチック施設動物園があるため子供を遊ばせたり観察させたりするのに便利な場所です。
 ・道はほぼ一本道かつ平坦、片道30分程度なので迷わず歩くことができます。
 ※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
 ・木の板の細い散策路のエリアが多いので安全面が気になるお子さんは注意。ベビーカーは入り口の数十段の階段を下ろせば利用可能ですが、木の板の道が多いので注意。

〇多摩森林科学園(JR高尾駅から徒歩10分)

・森林や丘の中に1~2時間程度の高低差のある遊歩道が整備されています。標識などで木や生物の説明が充実しており、ハイキングがてら自然観察を楽しむことができます
・道によっては高低差が大きいので、体力に応じてコースを選ぶのが安全です。
※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
・飲食物は高雄駅(駅の中にお店あり)で購入していくのが良いです。
・ベビーカーは不可。

〇筑波実験植物園(つくばエクスプレスの終点つくば駅からバスで5分)

・つくばにある植物園。国立科学博物館の年間パスポートで入園可。きのこ展や植物の観察会、夏休みフェスタなどのイベントが行われます。
・駅近くにはつくばエキスポセンターがあるので帰りに寄ることも可能です。
※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
・園内は平坦な道がほとんどですが池のエリアは木の板の上を歩く場所なので、安全面が気になるお子さんは注意。

〇箱根湿性花園(箱根登山バスの箱根湿生花園または仙石案内所前で下車)

・箱根にある、湿原の植物や高山植物が中心の珍しい植物園。植物園内の仙石原湿原植生復元区という湿原そのままの広いエリアが特におすすめ。
・人口密度低めで平坦な道ばかりなのでお子さんにも安全です。

〇小網代の森(京急線三崎口駅からバス5分)

・約30分から1時間の散策で森林、シダの森、湿地、干潟まで全てを見て回ることができる非常に貴重な森。特に干潟ではアカテガニをはじめ何種類ものカニを観察することができます。
行く場合は潮見表をチェックして干潮時刻前後に行くと干潟を楽しむことができます。
・毎年ホタルやアカテガニの放仔観察会などのイベントが開催されます。最近はオンラインでの参加も可能です。
※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
・入り口付近は長い階段が続くので体力のない小さいお子さんは注意。ベビーカー不可のため自力で歩けるお子さん向け。
・倒木やスズメバチ発生などで一部閉鎖されていることもあるので出かける際は必ずHPで最新情報をチェック要です。

〇成東・東金食虫植物群落(成東駅から徒歩20分(タクシー5分))

食虫植物が自生する珍しい湿原。湿原の植物も多数見られます。規模は小さめなので沿線の他の場所も合わせて回ってみるといいかもしれません。
・行く場合は昆虫が多く出始めるGW以降がおすすめ
※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
・夏に行く場合は暑さ対策や防虫対策要。トイレはありますが自販機はないため飲み物は持参しましょう。
・湿原に渡された細い板の道を回る形なので、安全面が心配なお子さんは要注意。