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うつの人との接し方➖小さな決断を尊重してほしい➖

こんにちは、maru 𓈒𓂂𓏸です。

仕事のストレスや上司のパワハラによって
うつ状態、不安症、パニック発作を発症して
2ヶ月間の休職を経て、退職しました。

今はメンタルクリニックに通院しながら
自宅で療養しています𓂃𖤥𖥧𖥣⋆*

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うつの時、気分が落ち込んでる時は

自ら進んで何かを選んだり、決断する
ということは難しかったりします。

私の場合は

・自分に自信が持てない

・色んなことに疑心暗鬼

・心に余分な力がない

などが理由で
食事を選択するなど簡単な決断でもできなくて
「なんでもいいよ」となってしまうんです。

しかし、時には
"あれしたい"
"これしたい"
"あっちとこっちならこっちがいい"
と、自己決定できる時があります。



一般的に
気分が落ち込んでる時や悲しい時
気力が底ついている時などは
大きな決断はしないほうがいいと言われています。

人生を左右するような大きな決断は
心身ともに回復してから、をオススメします。



今回はそういう大きな決断ではなく
小さな決断のお話です。

パスタにしようか、ご飯にしようか
テーマパークに行こうか、美術館に行こうか
電車で向かうか、バスで向かうか

自分で決められそうなときや
自分で決めたい、と思うときは

そういう小さな決断を尊重してほしいのです。

それはうつになってる本人もそうですし
周りの人、家族の人は特に
尊重してあげてほしいと願います。

周りの人は良かれと思って
こっちの方がいいんじゃない?
とアドバイスしてきてくれる時もあると思うんです。

でもそれが

・本人の意思を無視してしまうこと

・自信の芽を摘みとってしまうこと

・本人の力を奪ってしまうこと


になるのだと知ってほしいです。

例えば

「今日は元気だからテーマパークに行ってみよう」
と本人が決めたことがあったとします。

周りや家族が心配して
「もう少し体調が落ち着いてからにしなよ」
とアドバイスしたとします。

本人はそのアドバイスを有難いと思いつつも
「そっか、私はまだ体調がよくないんだ」と
病気であることを再認識し、
さらには外へ出ようと思った前向きな気持ちさえ
ポキンと折られてしまいます。

もしテーマパークへ行っていたら
"外で遊ぶことができた自分"に自信を持てるし
その決断をした自分を
「私、やったじゃん♩」
と、褒めて認めてあげることが
できると思うんです。

もしテーマパークで具合が悪くなったら
それはそれで勉強になったと思えばいいのです。



自己肯定感が低いからうつになる
という考えもあると思いますが

うつになるから自己肯定感が低くなる
と私は考えています。

うつ状態の自分と長い間向き合うことで
パワーレス状態へと陥っていきます。

私にできることなんてひとつもないのではないか
という思いに駆られて
全てに自信を失って
元々持っているはずの
能力や生きる力、スキル、感情の表出が
自分で発揮できなくなり
そんな自分に落ち込んでいくのです。

しかし、小さな決断を大事にすることが
スモールステップとなって

うつ期からポコンっと顔を出せるように
回復していくのではないかと思います。

自分自身が自分の小さな決断を尊重すること。

周りの人や家族もそれを理解すること。

理解してもらえるように伝えること。

簡単なようで難しいことでもあります。

うつの人は真面目で優しくて物言わぬ性格
の人が多いように思います。

今まで我慢してきたり
がんばってきたのだから

その小さな決断を尊重すること、
強引かなと思っても少し押し通してみること。

苦しいなかでも
自分がしたいこと、食べたいもの、買いたいもの
が見つかることは本当に素晴らしいことです。

ぜひトライしてみてください。

周りや家族の人も
どうか本人の決断を尊重し
口に出したくなるアドバイスは飲み込んで
見守ってほしいなと思います。

時にはその小さな決断をした本人の背中を
そっと支えてあげてほしいと思います。


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ありがとうございます⭐︎

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私の経験談が
どなたかのお役に立てれば幸いです。⚪︎◯

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