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これからの採用は量から質の時代へー質を高めるSNS活用ー

前回はSNSの概要についてお伝えし、

なぜSNS活用が企業に求められているのかお伝えしました。


今回は「SNSを使った採用活動」についてお伝えします。

既存のやり方にとらわれず、
新しい採用手法をどんどん取り入れることが、
採用活動の向上、促進に役立ちます。

記事をご一読頂き、

ぜひ今後の貴社の採用活動のお役に立てれば幸いです。

SNSを使った採用活動とは?


SNSを使った採用活動は
「ソーシャルリクルーティング」と呼ばれています。

FacebookやTwitterなどのSNSを活用し、
企業が求職者へ直接アプローチして
採用活動を進めることのできる採用手法です。

また、自社の魅力を伝えることで就職希望者を獲得する方法です

新しい採用手法のSNS活用により、採用力の最大化を目指すことができます。


なぜ、SNSを使った採用活動が必要なのか?


背景としては、新型コロナの影響で、
対面での合同説明会から、オンラインに移行したことがきっかけです。

そのため、より知名度や オンライン上での情報が必要となり、
最近は、従来の採用手法だと更に難しくなっているのです。

SNSは20代の多くが利用する身近なツール。
20代の若手を採用したい企業にとって、SNSはターゲットにアプローチしやすい。

採用活動の量から質への転換


従来の採用手法では、採用活動の量が求められてきました。

そのため採用手法は、
求人サイト、人材紹介、ハローワークなどが主流でした。

上記の手法に共通することは、
求人する側が「受け身」であるということです。

求人サイト、人材紹介、ハローワークは求職者が多く、
買い手市場の時には有効な手段でした。

しかしながら、少子化により、多くの企業が人手不足に陥り、

今は求職者が売り手市場の「求人>求職者」の状況があります。

この状況下では、今まで通りの採用手法だけでは、
もちろん求める人材を採用することが困難です。

労働人口の減少の中での大量採用は困難、
でも「質の高い候補者」を確保したいというところが
本音ではないでしょうか。

そのため、採用の「量」から「質」に移行するには、

今までの異なる独自の採用戦略や採用手法を確立し、

求める人材の採用を実現させる必要が今まさにあるのです。

求める人材の採用を実現させるSNS!


SNSを使った採用活動のメリットをお伝えします。

①コストが削減できる
②求職者とコミュニケーションができる
③仕事以外の候補者のパーソナリティ情報が入手できる
④就職活動をしていない潜在層に対してもアプローチできる

①コストが削減できる

SNSでは、無料でアカウント作成や情報発信などができます。
そのため、採用活動に関わるさまざまなコストを削減できます。

例えば、各大学への訪問工数や求人広告や企業PRのための
宣伝費用などが抑えられます。

②求職者とコミュニケーションができる

従来の採用方法では、
基本的に求職者と連絡先を交換して、

直接やりとりをしたりする機会は、
ごくわずかだったと思います。

一方で、SNS使った採用活動においては
「企業側⇨求職者」に直接メッセージを送り交流を図れます。

また、「求職者⇨企業側」にメッセージを送ることができるので、
企業と求職者双方がスムーズにやり取りが可能になります。

またメッセージだけでなく
「いいね」などリアクションもできるので、気軽に交流が図れます。

③仕事以外の候補者のパーソナリティ情報が入手できる

一般的に求人サイトなどに掲載される情報で、
個人の仕事以外の側面の情報を入手するのは難しいです。

一般的には、学歴・職歴やスキルな特技、趣味など。

しかし、FacebookやTwitterでは、
写真や文章の投稿、情報のシェア状況から、
候補者の興味や関心ごと、価値観など仕事以外の面についても
さまざまな情報を知ることができます。

④全く会社に見向きもしなかった人たちにアプローチできる


今までは、会社に応募してき方は、
就職活動や企業に対して熱量の高い人で、
自ら行動を起こしていました。

ですが、今、人口減少が進む中で
「熱量の高い人」はどの企業も望んでおり、
企業側で自ら発掘することは大変困難です。

では、「熱量の高い人」を探す方法で、「SNS」があります。

例えば、Twitterをやると、

・「いいね」をした記事に関連した内容が流れてきたり・・
・自分の感心ある人をTwitterで追いかけていたら、
 その人が「いいね」した記事の内容が画面に表示されたり・・

と、こう言ったことが起きるので、
全く見向きもしなかった情報に関心を持つようになるのです。

そのため、今まで接点を持つことがなかったであろう人たちが
未来の候補者になり得るのです!

採用活動の上でのアプローチ範囲の
パイプを広げるという意味でも有効的だと言えます。

おわりに

実は私の会社でも何人かソーシャルリクルーティグで採用できています。
代表と人事担当でTwitterを使って情報発信を日々行って、それに興味を持って下さった方が「いいね」を押してくれたことがきっかけだったり、もしくはこちらから情報を見てメッセージでやりとりさせてもらったりと。

従来の採用みたいにガチガチに履歴書書いて、エントリーシート書いて、選考結果まつ、というのもまだまだ有効的な部分もあると思うんですが、
会社と求職者ではなく、個人と個人が繋がってそこから交流が深まり、今まで見えなかった可能性が出てくる、というのが、 SNSの醍醐味なのかなと思います。

今回は、SNSを使った採用活動における概要とメリットについてお伝えしました。
次回は、学生アンケートから見るSNS活用の重要性や、就活生のSNS活用事例をお伝えしたいと思います。

▼投稿者


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