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給食完食を目指せない今の食育

お残しは許しまへんでぇ

忍たま乱太郎の食堂のおばちゃんのセリフです

みなさんが小学校に通っていた時は
給食を残すことは許されていましたか?

ぼくの記憶の中の
厳しい先生の時は
許してもらえず
5時間目になっても
机の上に残っていた人がいたことが
ありました😅

今思えば、厳しすぎる指導に感じますし
同じ指導を今すれば
問題になってしまいます😂

給食を残してはいけない理由は
ほとんどの人がわかると思います

世界中に食べたくても食べれず
餓死する子がいる

食べさせてもらう食材に感謝する

作ってくれた人に感謝する

健康にすごすために
必要な栄養をバランスよくとるため

などなど色々あります

ほとんどの人、
もちろん子どもも知っているでしょう

そのため給食を残すことや
できるだけ完食を目指すことは
当たり前のことでした

完食をクラス目標として
みんなで頑張って食べきるクラスもありました

先生たちは子どもたちが完食できるように
自分の時間を削って
声かけや指導をしていました

しかし
今の時代はそれは
よくない指導となってきているのです

無理矢理子どもに食べさせたとして
嘔吐した、学校に行かなくなった
給食が食べれなくなったなど

先生からの完食の圧があるために
そんなふうになってしまう子が出てきました

そんなことは昔からあったのかもしれませんが
時代は変わり

そんな指導をする先生に批判やクレームが
くるようになりました

学校によっては
完食させようとしたことが問題となり
できるだけ食べよう!無理なら残す!と
目標と言えないような目標を
作るところもあるそうです

給食を作っている人に
残しが多くてすいませんと言っても

残しがある前提で作っているので、
大丈夫です
仕方ありませんよ

と言われるようになりました

それは食育としてどうなのでしょうか?

多様な生き方、子どもを大切に、
尊重する、無理させない
ことが大事な時代ですが

世界的にはSDGsとして
飢餓を減らそう!
食品ロスを減らそう!となっています

裕福な日本の中でさえも
子どもの中には
まともに栄養をとれていない子もいます

残しが当たり前!気にしなくていい!
ということはおかしいはずです

物価が上がる中
栄養バランスを考え、子どもが食べるようにと
必死に作られている給食を
大切にしていきたいです

それがこれからどんどんおかしな方向に
進むのであれば
給食か自宅からの弁当か選択制にするなど
大きな改革が
必要になってくるのではないかと思います


給食は食育の一つです

そのため先生たちは休み時間でなく
子どもたちに指導する時間となっています

先生の指導を制限していけば
先生たちは子どもたちに
間違ったことを指導できなくなり
先生たちは子どもに無関心になっていきます

おかしな方向にならないように
みなさんでその意識を忘れないように
してほしいです🥲


不適切にもほどがある のドラマで
こんなシーンを主人公が見たら
どうなるのでしょうか笑

そんなことを考えるくらい
あのドラマにハマってしまっています笑

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