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己の道 カッコよく言ってマイウェイ

過去の不手際をお許しください。
そんなおこがましいことは
誰にも頼めない。祈れない。

己の過ちを消し去ることなどできるわけが無いのである。
それは己のアイデンティティとなり、
一生付き合っていくものなのである。

しかしながらそれは他者から見える
己のアイデンティティである。
レシートのように、ただの記録である。
それを出せという人もいるだろう。
それが必要な時もあるだろう。
しかしながら、多くの人と時間にとって
あまりにも価値のないものである。

己はいつだって『今』しかなく、
他者もまた『今』しかない。

記録はいつだってただの記録である。
必要な人は見れば良い。
必要な時は、それで判断すれば良い。

『今』しかない人生はただの記録用紙に
振り回される必要はない。
全く同じ空はない。
雲は永遠に流れていく。
進んだ先に過去はない。

『今』を生きる。
それだけでいいのだ。
いつでも再発行できる記録用紙をいつも
持ち歩く必要はない。
捨てていいのだ。持たなくていいのだ。
忘れていいのだ。考えなくていいのだ。


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