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㊽嫌われる勇気(2)

友だちは少なくていい

若いころは「嫌われる」のが怖かった。
が、歳を重ねるごとに全員に好感を持たれるなど無理だと悟るようになり、さらに50歳を過ぎると嫌われてもいいから自分の心に素直に従いたいという気持ちへ完全移行した。

林修先生が
「友だちは少なくていい」という。
私もそう思う。 
私流に意訳すると
『価値観・考え方が同じで心が通じ合う友だちなどそうそう何人も出会ったりしない。
友だちがたくさんいると、どこかしら相手に合わせようと無理をして会うことになる。一生の持ち時間は限れているので無理して会うほど時間は余っていない。
昔話に花を咲かせるのは1回ならまだしも、会うたびに繰り返し同じ話で盛り上がる集まりには行かなくていい。』
こんな感じ。アドラーの「嫌われる勇気」のエッセンスが満載入っていますよね。

繰り返し同じ昔話を飽きずにする人は、そこで人生の時計が止まっている人。
「今」を生きている人間は、変えられない過去(数学に置き換えると"定数")に生きてはいない。変えられる「現在」と「未来」(変数)をどうするか常に思考を巡らせている。


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