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人生で大切なことは1歳児が教えてくれる①

子どもが産まれて、早いもので1年半以上が経ちます。日々、成長する子どもの姿を見ていると、自分も負けないくらい頑張ろうと思えるものです。

そんな子どもの姿は、私たち大人にたくさんの気づきや学びを与えてくれます。大人が子どもに教えるという一方通行ではなく、子どもが大人に教えてくれることも数え切れないほどあります。

まさに、双方向に教え合う関係だと私は感じています。子どもが0歳の時に感じたことは以前の記事でも書きましたので、あわせてお読みいただけると嬉しいです。

さて、ここからが本題です。1歳の子どもに教えてもらった人生で大切なこと。それは、他者から学んだことをガンガン自分のものにしていく「吸収力」です。

これを最も感じたのが、言語の習得です。1歳頃から何かを発するようになり、次第に絵本の読み聞かせをしていると「ワンワン」や「ブーブー」と言えるようになりました。

私や妻が言った簡単な言葉をマネて言う姿がなんとも可愛らしい瞬間です。他にもすべり台を「シューシュー」と言ったり、「ママ」「パパ」と呼んだりできるようになりました。

最近読んだ『言語の本質』という本の中で、言語習得の初期にオノマトペの果たす役割が大きいと書いてあり、納得しました。

1歳半を過ぎた頃から、こちらが投げかけたオノマトペは当然のように返し、意味のある言葉も発するようになりました。

たとえば、「どうぞ」「する」「しない」「(お風呂に)はいろ」「あっち」など。簡単な言葉で意思表示をします。

また、こちらが問いかけると自然に頷いたり動いたりするようになったのもこの頃です。

つい忘れてしまっていることですが、人間は生まれてわずか1年ちょっとで、他者が話す言葉を聞き取ったり、マネて喋ったりすることができるようになるのです。

私たち大人もみな、他者から学んだことを吸収し、成長してきたはずです。これは死ぬまでずっと大切なことだと思うのです。

いつしか他の人は他の人と諦めたり、どうせ自分にはできないと卑下したり。成長の機会を自らの手で止めてしまっている人はたくさんいます。

なぜか無駄な見栄やプライドをもち、人から学ぶことを避けてしまいます。私も気づけば、そんな弱い自分になってしまうことがあります。

だからこそ、1歳児の子どもの姿から学び、吸収していく姿勢をマネて、再び成長していくことを宣言します。

恐るべし、1歳児。成長に待ったなし。


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