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3 「言葉」にできるは武器になる

1 上手な言語化 

作文📃

以前学んでいた学校で紹介された作文
当時、小学5年生の男の子のかいたものです。

小学5年生の男の子が、日本人のお父さんとアメリカ人のお母さんという家族で、アメリカに住んでいます。
彼は英語の現地校に通いながら、週末には日本語補習校にも通っています。日本語と英語を使い分ける家族ですが、彼が書いた作文は日本語でした。ランゲージアーツ(言語技術)を身につけている人とそうでない人の作文は全く違い、小学生の作文でもその違いが顕著に現れます。それはエッセイ、作文の捉え方、概念が、国や文化によって異なっているためです。ただし、どちらが優れているかを批判するつもりはありません。

ランゲージアーツとは何か?と興味を持つきっかけになればと思います。

この方、来月から大学生になるそうです。年間授業料が800万円以上の方は700万円以上が免除されるとのこと。初年度だけは、エッセイを書くことで130万円の奨学金(+楽器)がもらえるそうです。素晴らしいですね!書くことの力を身につけることで、相手に自分の思いを伝えることができるのだと感じました。

2 ランゲージアーツ(言語技術)の型を身につけて伝える力を知ることで差が出る「聞く・話す・読む・書く」 

今まで考えたことのない 言語の技術を学ぶことは脳の使い方に変化をもたらします。

これまでに考えたことがない言語の技術を学ぶことは、脳の使い方に変化をもたらします。
どのような変化があるのかと言えば、読者に「会いたくなるような文章の人」と思わせること可能性があることです。世界標準のエッセーを書くことは、大学入試や就職時に必要なものだけでなく、仕事にも生きるスキルです。

3 違いがわかる作文例 (オースとラリアからの協力作文)

日本の作文とランゲージアーツを学ぶ人が書いた文章との違いについて、別のエッセイをご紹介します。オーストラリア在住の方にお聞きしたところ、「母語教育をランゲージアーツのある国で学んだ方が、日本語で作文を書くとどのように異なるのか」ということで、何名かの方に書いていただいた内容をまとめています。

この文章は、娘さんの友達で2年間日本語を学習している外国人の子たちが環境について書いたものです。日本の作文とは異なる、世界基準の母語教育の「書く」ランゲージアーツの型を使って書かれた文章と、それを日本語で書いたものを比較することで、違いを理解することができます。
是非その違いを発見してみてください。
「型」の存在、お気づきになりませんか?

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文章を読んでいただいて、「違い」に気付かれたでしょうか?とても細かな「型」があって、それに沿って書かれています。先に紹介したR君の作文と似ていますね。話し方や書き方、読み方、すべてにおいて日本人が日本語で母語教育を見直すことができたら、どのような効果があるでしょうか。そんなことを考えさせられる言語技術の講座、「知らない」を「知る」「伝える」を学ぶ
現在開講しています。
教育が変化する今だからこそ、学び直しを考えてみてはいかがでしょうか。


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講師は岩佐淳子です。 

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