しぼるしぼる詐欺からの脱却
なんのこっちゃ、とみなさん思われると思う。書いている私もなんのこっちゃ、と呟いている。
私は、寝る前の軽い筋トレとストレッチを習慣にしている。そこにYouTubeを見ながらのエクササイズをプラスすることもある。
年をとったとき、筋肉はけっこう頼れる相棒になるのではないかと思っているからだ。
とはいえ、ここのところ忙しかった。もともと少ない負荷しかかけていなかった筋トレのメニューはさらに軽いものになり、エクササイズもサボる日が続いた。
おかげで体脂肪率が上昇中である。家庭用体組成計の数値に一喜一憂するのもどうかと思いつつ、体型管理の参考にはしている。
まあそれでもいいか、なんて思っていた。けれど、最近知り合ったすごい方々がみんな、日常的に運動を取り入れていらっしゃることを知ってしまった。どの方もストイックなのだ。痩せている、いないの話ではない。「体をつくる」ことに対して意識を高く持つ方が多い。
単純な私は思った。ああ、私なんかのへなちょこトレーニングではダメだ! かといってハードなメニューを続ける自信はない!(この打ち消し心が、いかんのだけれど)
二つの思いがせめぎ合っていたから、なにもしていなかった。家族に「よし、もうちょっと体をしぼるから」と言い続けていたのに。これを先ほど、しぼるしぼる詐欺と名づけた。
そろそろ、詐欺的なふるまいから抜け出さなくてはならない。体を鍛えるにしろ、鍛えないにしろ、中途半端はいけない。
いざ、筋トレメニューを少しだけ、ほんの少しだけ増やしてみよう。継続できなくては意味がないから、まずはわずかに負荷を増やしたものを取り入れよう。
ここから、どうなるか。つきにくく落ちやすいと言われる筋肉を、この機会にぜひ増やしてみたい。
体をつくることは、暮らしをつくることかもしれないと、最近思う。体力、筋力がなくては家事も仕事もやりにくいし、遊びだって存分には楽しめない。充実した暮らしが筋トレからやってきますように、と願っている。
筋肉量が増えた暁には、ご報告させてください。
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