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苦手なコミュニティと付き合っていくには(2/2)

前回の記事はコチラから

上記の記事にも書いていますが、苦手なコミュニティを抜けられない人は下記のような特徴の人です。

・コミュニティに対する期待が過度に高い。
・自分に自信がない。
・自分から誘う事が苦手。
・苦手な人との関わり方が分からない。
・衝突するくらいなら、私が我慢すれば良いと思っている人。
・周りから信頼されている。
・ボランタリー精神が豊富。
・他の人のことを考えてあげられる。
・我慢強い。

こうした人は、コミュニティ内でも聞き手に回ることが多く、基本的に誘われ待ちな人が多いです。LINEでも自分がグループを作るよりは招待されることが多いので、たくさんのLINEグループに所属しています。また、そのグループ内で自分が最初に投稿することはほぼありません。

しかし、相手のことを優先して考えてくれる人ですから、居心地がよいコミュニティでは率先して動きます。そして、周りからも「この人に頼めばなんとかしてくれる」と信頼されています。


では、こうした人々が苦手なコミュニティと付き合っていくにはどうしたら良いのでしょうか。今日は、苦手なコミュニティと付き合っていく方法をご紹介します。



①-1 ”許容される範囲”を広げていく


社会人としてどうかは別として、飲み会をドタキャンしても「あいつらしいな」と言われておとがめ無しの人っていませんか?

ほとんどの場合、その人に向けられる言葉が
「あいつなんか憎めないよね~」です。


そのような人がなぜ”憎めない奴”なのか。それは、そのコミュニティの中でのキャラクターが確立しているからです。

キャラが確立されると、ある程度失礼なことをやっても、そのキャラの範疇(”そんなことやりそう”と思われている範囲内)であれば、「あいつらしい」として許容されます。


一方、苦手なコミュニティを抜けられない人は、多くの場合、そのコミュニティ内でのキャラが確立できていません。

そのため、ちょっとでも突飛なことをしてしまうと、「らしくない」、「どうしたの?」と不審な目で見られてしまいます。(この不審な目が苦痛だからこそ、コミュニティを抜けられないのかもしれません。)


では、こうした人たちはどうすれば良いのか。


それは、周りから許容される範囲を少しずつ広げていけばいい、ということです。


言い換えれば、「抜けてはいないけれど、あんまり来ないキャラ」になってしまえばいい、ということです。

しかも、その状況について周りから「あんまり来ないのがあいつだから」と思われれば尚よしです。


①ー2 一緒にいる時間をいつもより1秒だけ短くする


では、どのようにして”あまり来ないキャラ”を確立していくか。私がおすすめする方法は、「みんなより1秒でも早く帰る」ということです。


あくまで私の経験ですが、苦手なコミュニティを抜けられない人ほど、その会の最後までいることが多いです。誰かが「帰る」というと「じゃあ私もそろそろ‥‥」ということはありますが、こうした人がいないと、ついつい帰るタイミングを失って長居してしまいます。


苦手なコミュニティにずっといる、これほど苦痛なことはありません。


それを、みんなより1秒だけ早く帰る。たったそれだけです。

「ごめん!今日はヨガの日だから先帰るね!」
「地元から友人が来てて3時に迎えに行かなきゃなんだよね。」
「4時から歯医者予約してるの忘れてた!」などなど


単に帰るだけではなく、理由をつけるだけで、みんなは納得し許容してくれます。その時のポイントは、あらかじめ帰る時間を伝えておく、ということです。


何でも結構ですが、最初に断っておくと周りもより納得してくれます。


急に「あ!そういえば今日○○の予定だった!」というと、他のメンバーは「ほんとかよ‥」と、ちょっとだけ不審がります。

あらかじめ伝えておくことで、本当に予定が入っていることを演出できますし、周りも「時間大丈夫?」と気を遣ってくれ、帰りやすくなります。


ここで予定の時間を過ぎてしまっても構いません。


その時は、「ごめん、夢中で予定忘れてたわ‥」と言えばOKです。
周りも「楽しかったたんだな」と少なからず満足してくれます。笑


こうした「みんなより1秒でも早く帰る」ことを何度か繰り返すことによって、周りも「早めに帰る人」と印象をつけることができます。すると、コミュニティの集まりも比較的断りやすくなっていきます。


晴れて、忙しいキャラの完成です。

まとめ

今日は、苦手なコミュニティと付き合っていく方法を1つ紹介しました。

苦手なコミュニティとの付き合い方
・コミュニティ内でのキャラを確立する
・みんなよりちょっとだけ早く帰ることを心がける
・一緒に居れる時間をあらかじめ伝えておく
・時間を超えたら「楽しくて忘れてた感」を演出

苦手だけど付き合わなければいけない、というコミュニティは、こうして距離感を保ちながら関わることによって、ストレスが少なく関わることができます。

次回は、「苦手なコミュニティで抱えたストレスを別のコミュニティで発散する」という違った方法を書いてみたいと思います。



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