見出し画像

わたしには、あまり響かなかった“愛”

2022/2/10 映画記録no.52「愛がなんだ。」

3日連続で映画を見るなんて久しぶり。今は本よりも映画が見たくて、そんな気分だったので。

今日は、この映画を見ました。「花束みたいな恋をした」みたいな感じかな?と思いきや、全然違いました。

こういう出会い方いいなぁ、とか。
こういうデートもいいなぁ、とか。
こういうやりとりいいなぁ、とか。

「花束」の時は思ったけど、この作品では一度も思いませんでした…なんなら、反面教師みたいな感じで見ているわたしがいました。

今日は、こちらの作品について書いていきます。


作品について

猫背でひょろひょろのマモちゃんに出会い、恋に落ちた。その時から、テルコの世界はマモちゃん一色に染まり始める。会社の電話はとらないのに、マモちゃんからの着信には秒速で対応、呼び出されると残業もせずにさっさと退社。友達の助言も聞き流し、どこにいようと電話一本で駆け付け(あくまでさりげなく)、平日デートに誘われれば余裕で会社をぶっちぎり、クビ寸前。大好きだし、超幸せ。マモちゃん優しいし。だけど。マモちゃんは、テルコのことが好きじゃない・・・。
角田光代のみずみずしくも濃密な片思い小説を、“正解のない恋の形”を模索し続ける恋愛映画の旗手、今泉力哉監督が見事に映画化。
テルコ、
マモちゃん、
テルコの友達の葉子、
葉子を追いかけるナカハラ、
マモちゃんがあこがれるすみれ…
彼らの関係はあまりにもリアルで、
ヒリヒリして、恥ずかしくて、
でも、どうしようもなく好き…
この映画には、
恋のすべてが詰まっています。


あまり響かなかった、“愛”

“恋の形”を模索し続ける恋愛映画。
この映画には、“恋”の全てが詰まっています。

ホームページにこう書かれていたけど、正直私にはそれが理解できなかったです。

私自身、あまり恋愛経験がないので言えることだと思いますが、人って誰かを好きになるとあそこまで執着するんですか?相手に尽くしたり、相手のためを思って自分を擦り減らしたり。

どうなるかなんて分からないけど、私は「こうなりたくないなぁ」なんてことを思ってしまいました。

好きになったら、違うんかな。

尽くすとか尽かさないとか、重いとか軽いとか、束縛とか放任とか、相手を思う気持ちがそれに比例してるとは思わない。

人それぞれ「好きのカタチ」があると思うし、この作品の“マモちゃん”と“テルちゃん”にも、カタチがそれぞれあって、そのカタチがガチッとハマる相手と上手くいくんだろうなぁ、なんて思うと、恋人・夫婦って凄すぎる関係性だなと改めて思いました。

そんなこんなで、色々拗らせてる私には少し合わなかったようです。笑

にしても、成田くんのダメ男具合には頭が下がります。今ドラマで天才外科医を演じている人と同じ人だとは思えないくらい、ヘラヘラしてるクズすぎる男です。笑

俳優さんって、凄い。笑(結局、そこにたどり着く)


おりょう☺︎

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?