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555のゾロ目の日

令和5年5月5日。5時55分に目が覚めた。
狙ったわけじゃないのに、あら不思議。
おめでたいので参拝に行こうと、午後から電車に乗って神社へ。
向かう途中の車内で人々が、わーわーと騒ぎ始めたので、乗ったことを後悔した。
次の駅で降りて家に帰ろうかしら、そう真剣に考えていたらなんとか電車が目的地の駅に着いてしまったので、まずは無印良品に向かう。
お目当ての物はローソンの無印コーナーにはあって、肝心のお店にはない…。
これは素直にやはり家に帰れば良かったのだろうかと思ったが、せっかく電車を乗り継いできたので神社に向かう事にした。

先月は境内までの桜並木が美しかった。
今は木々は落ち着いた新緑の5月の葉を付けている。
写真を撮る人もいなく、静かで、絵の具の黄緑と緑を混ぜたような若々しい葉が暴風でわしゃわしゃと揺れている。これはこれで綺麗だ。
そもそも私はそこまで桜が好きじゃない。

こどもの日ということで、ある程度覚悟はしていたが驚いたことに人っこ1人いなかった。
少し前にお店で購入した神様への差し入れをそっと鞄から出し、お供えした。

駅に戻る途中、なんだか自分と同世代かそれより若い人が家族連れでいるのを見ると、いい歳して子育てもしてなくてすみません、という気持ちになり真っ直ぐ帰宅することにした。

家に帰って時計を見ると、偶然に夕方の5:55。
『ありがとうございます』なぜか心の中で呟いた。
今日は缶チューハイで乾杯。
神様も今ごろ、お供えの日本酒を楽しんでくれていたら嬉しいなあなんて思いながら。

日々起こる色々な思考。
お酒を飲んだら全部クリアになって、パーっと散ってく。
この感覚が好き。


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