料理研究家ダイちゃん(煮込みスト)

料理研究家として活動しています。 2017年に料理経験0から料理を始めて、2021年に…

料理研究家ダイちゃん(煮込みスト)

料理研究家として活動しています。 2017年に料理経験0から料理を始めて、2021年にはTV出演2回や連載などをスタートしました。 料理を通して自分を癒す「マインドフルクッキング」をオンラインで提供しています。 公式ブログURL:https://nikomist.tokyo/

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パートナーとの6年間と、写真を撮り続けている理由

大切に、時にタフに使い続けている1台のカメラ。 今から約6年前。 2016年3月3日に発売されて、その日に新宿のマップカメラで購入したFUJIFILM X-Pro2だ。 この頃は私的な事情で人生の過渡期に有り、現実から逃げたい一新でこのカメラを手にした それからまもなく僕は未熟さも有り、あまりに残酷な身内の精神的圧力も有り、1ヶ月間、入院を余儀なくされた。 被害者などと言うつもりはない。自分も未熟だった。ただ、相手もこの上なく残酷だった。スローモーションのようにまだ、い

    • 日常に耳をすませて

      少し汗ばんだ空気が肌をかすめて、朝、目が醒めた。 日々気温差が激しいのは堪える。低気圧は苦手なので、なおさらだ。 毎朝そうするように、部屋着のままマスクをして早朝の散歩に出た。 なにか信仰があるわけでもない(こう前提を置いておかないと、変な誤解をされたくないという窮屈な思いもありながら)のに、いける日は歩いて神社に行くことが、コロナ禍の生活以降習慣になっている。 何かを願う、祈ると言うよりは 「今日一日、こう暮らそうと思います」 というようなことを、そこにいるとい

      • 【芋焼酎】若潮酒造の蔵の志がまるで万力圧縮スイートポテトで激ウマ

        ※この記事は公式ブログからの転記です こんにちは、ダイちゃんです。 あまりにウマ過ぎる芋焼酎に出会ってしまったので、これはなんとしても伝えたい! 若潮酒造の芋焼酎「蔵の志2021」が本当に美味しい ※公式サイトから拝借しました 蔵の志は、鹿児島の酒造会社である「若潮酒造」さんが製造・販売されている芋焼酎。 その年ごとに使われる芋の種類も違い、毎年ラベルも刷新して発売されています。 2021年6月1日に「蔵ノ志2021(くらのこころざし)」を発売します。 2020

        • 自炊から料理を始めて楽しく 続けるための3ステップ

          1.はじめにこんにちは、料理研究家のダイちゃんと申します。 私は4年前に経験0から料理を始め、イベント出店や出張シェフ、レシピコンテストの受賞やテレビ出演など、料理をきっかけに様々な人生の変化を体験してきました。 しかしながら、育った環境に食文化や料理が溢れていたわけでも有りませんし、特別なセンスがあるわけでも有りません。家族や親戚に料理関係の仕事をしている人も一人もいませんでした。私自身も、就職してからは会社員としてITやマーケティングの仕事に従事しており、食に関わる仕

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          【レシピ】手羽元の塩麹ホワイトエール煮込み(アレンジカレー付き)

          材料リスト 【調理時間】20分 2人分  【材料】 鶏手羽元 4本 赤パプリカ 1/4個 黄パプリカ 1/4個 キャベツ 1/4玉 オリーブオイル 大さじ1 (A)にんにくチューブ 小さじ1 (A)ハリッサ 小さじ1 (A)塩麹 大さじ1 白ビール 200ml  ブラックペッパー ひとつまみ 作り方 (1)パプリカはへたをとって、0.5mm幅に細切りする。キャベツは大きめに切り分ける。 (2)鍋にオリーブオイルをひき、熱して香りが立ったら鶏手羽元とAを入れる

          【レシピ】手羽元の塩麹ホワイトエール煮込み(アレンジカレー付き)

          (番外編)ブログネタひとり会議

          こんにちは、煮込みストのKUMAです。 今日は完全に雑記ブログと言うか、ちゃんとした書き方(結論を示して、例を示して、まとめもして丁寧に伝える)をできない記事であることを予めご了承ください(笑) ブログを書きはじめて40日ちょっと、料理を中心にいくつかのテーマに分けてブログを書いてきました。それぞれのテーマの今後の構築、今後書いていきたい分野をそれぞれ(主に自分のために)まとめてみたいと思います。 ※ほんっとに自分向けの記事ですみません。定量チェックも今日は一旦なし、リラ

          (番外編)ブログネタひとり会議

          料理に魅せられた写真家のはなし(第2回/全2回)

          前編はこちら 4. (2019年1月)遂に出会えた、添い遂げたい道具 料理をはじめて2年経ったころの2019年初頭。 休日になんとなく入った書店で見つけた料理本が、恥ずかしながら、かつ遅すぎたストウブとの出会いだった。 いわゆるほかブランドのホーロー鍋などとの違いがわかっていなかった僕は「派手な鉄鍋もあるもんだ」くらいの認識で本をなんとなく手にとった。 それこそダッチオーブン(炭火にかけられる鋳鉄製の鍋のこと。ちなみにストウブはガス火はOKだが炭火はNG 表面の加工

          料理に魅せられた写真家のはなし(第2回/全2回)

          料理に魅せられた写真家のはなし(第1回/全2回)

          ※ブログ(NIKOMIST TOKYO) で #ストウブ 愛と、ストウブの素晴らしさを色んな人に伝える記事を書こう!と思い、evernoteに下書きしたり、メモ帳に下書きしたり、色々したけれど、、結局noteのUIの書き心地が一番ということに気づき、、ブログ転記前提でnoteに筆を走らせてみようと思いました。※ブログに書くぞ!よりnoteのほうが数段ハードルを下げてくれる、、おそらく転記の際は文体や記法は変わるとは思いますが、、 「煮込みスト料理家」として活動している今だが

          料理に魅せられた写真家のはなし(第1回/全2回)

          すべての現実や過去を振り切って、感謝に焦点をあてることができたとして

          ※オチがない自分用メモです・・ 仕事とか生活とか、現実とか人生に向き合ってると、 ああ、なんで自分はこんなに恵まれないんだろう、とか あの人はなんであんなにうまくいくのかしら、とか もっと時間とお金があればすべてうまく行くのになぁ、とか 人と比べてしまってしかたなくなってしまう。 キラキラした人の光は、それはもう角膜をえぐる勢いで、眩しく自分を襲ってくる。 仕事も結婚もうまく行く良きパパなイケメン。美人妻。 太い実家と順調な仕事。 ちょっとした小波なら難なく

          すべての現実や過去を振り切って、感謝に焦点をあてることができたとして

          わすれていたこと、を読んで。

          読んだ。 しんどいんだよな。みんな。でもこの人はきっととても感性が豊かで、スポンジのようなのだろう。 ことに東京に生きてると 強靭で、七転び八起きで、文句とかネガティブはひとかけらも出さずに馬車道を駆け抜けるのが立派な社会人であり大人であり責任 みたいな強制力を感じることがままあるので、自分みたいな人間は本当に生きづらさを感じることがある。 野菜と米と肉をちゃんと料理して食べるだけでもかなり、自分を支えられる。 料理スキルがなかったら、、とっくに人生終わっていただろ

          わすれていたこと、を読んで。

          「煮込み」という「編集」Vol.001(仮)

          先週から、自身の公式サイトをリニューアルし、ブログの形式に変えた。 ずっと「やらなきゃな、、、」と思っていたのだけれど、なんだかんだ自分に言い訳して、できていなかった。 「まぁ、料理のアーカイブの場所はインスタにあるし・・」 「レシピ書き起こすの大変だし・・・」 「文章はnoteに書けばいいし・・」 それではだめなんだけれど、という要素をなんだかんだ言い訳して引き伸ばしていたことになる。 「まぁ、料理のアーカイブの場所はインスタにあるし・・」 →  インスタはす

          「煮込み」という「編集」Vol.001(仮)

          「演じる」への挑戦と検討

          いっぺいちゃんのnoteに強く共感した。 そんなに出会って時間がたっているわけでもないのに、 「陽と繊細を併せ持つ人」ということは何回か会話で感じ取っていたからだ。 すごく冷静に、自分をリモートでも見ているんだろう、という感覚はあったので、この文章を読んでそこまで驚愕はしなかった。 ※なぜわかるか?こういうのは言葉で説明しても伝わるものでもない 自分の場合「人が離れていくこと」の原体験も大きいし「そもそも人に好かれることなんてなくて、いつもひとりぼっちで集団にも入れず

          本気でない人間ほど、本気で生きてる人間の邪魔をする

          たくさん泣いて たくさん傷ついて たくさん立ち直って 自分だけが特別と思いたいわけではなくても、その傷やかさぶたはそれぞれにとって唯一無二のそれぞれだ。 俺の方が苦労した。 私の方が大変だった。 そんな比較も、偏差も、なんの意味もない。 それぞれの模様や、地層があって、そこに想いをやり、咀嚼し、噛み締めた苦味を口移しするのか、言葉で伝えるのか、その人たちの関係性、自由、選択、結果論。 でも僕は可能な限り、その生臭い香りが顔をしかめるくらいの濃度で、言葉も思いも空気も

          本気でない人間ほど、本気で生きてる人間の邪魔をする

          それはきっとご縁で、ぼくの役割

          うん、エモいな、、、エモい。 こういうのは書き留めておこうと思う。 今日は、あるイベントで知り合えた、人として興味深くて、他社でもちゃんと実績を出されて、立場や権限をしっかり掴んできた方々と酒席をご一緒できた。 書くと陳腐に映るかもだけど、お誘いするプロセスとしても ・当日登壇者であるその方たちに話しかける ・懇親会で酒を酌み交わす ・iPhoneの機能をフル活用してポートレイトをお撮りして、その人のオーラを形にする ・後日、どうしてもお会いしたくて同時に誘う ・今日を

          それはきっとご縁で、ぼくの役割

          (煮込みレシピ)ドライでクールでヒップでキッチュなアサヒとお肉と野菜の煮込み

          今日はビール煮込みです。 タイトルは、まあ、後付けですが、アレです。 アサヒビールさんにいただいた @drythecool によるビール煮込み! 無駄のない塩とコンソメの風味に野菜と肉の出汁、そしてほのかに後味にかおるビールのホップ これは名作!!! @staub_japan 持ってる人は試してほしい! (レシピ) 料理名「ドライでクールでヒップでキッチュなアサヒとお肉と野菜の煮込み」 (材料) @drythecool 200ml 豚バラブロック 200g にん

          (煮込みレシピ)ドライでクールでヒップでキッチュなアサヒとお肉と野菜の煮込み

          手入れ不要なぬか床はいいぞ

          ◾︎手入れ不要ぬか床を1ヶ月運用してみての所感 (よき) ・何より冷蔵庫で100均タッパーで管理でき、毎日触らなくていいので気楽 ・スーパーや八百屋で野菜を見るとき「この子はヌカを纏うとどんな輝きを放つのだろうか。。?」というプロデューサー目線が楽しめる ・余った野菜も宝になる ・わざと浅めに漬けて、ぬかタッパーと別にオイルや調味料など、「プチ二度漬けタッパー」を最小タッパーでいくつかつくる。 刻み生姜もりもりの酢醤油ごま油の巻、みかんポン酢とオリーブオイルと青のり

          手入れ不要なぬか床はいいぞ