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楽をしたい人ほど「RPA(業務自動ソフト)」を学べ!

RPAとは?

パソコンで行っている事務作業を自動化できるソフトウェアのこと
反復性のあるマウス操作やキーボード入力をソフトが高速で実行します。
Excelのマクロとの違いは、PC上のことであれば固有システムやOffice等も操作が可能であることです。

ソフトの例
・Winactor(NTTDATA)
 ※国内NO1
・Microsoft Power Automate Desktop(日本マイクロソフト株式会社)
 ※無償でも利用可能
・UiPath.
 ※グローバル
 その他いろいろ

RPAで何が楽になるの?

以下の業務への適性が高いです。
・転記作業:AシステムからBシステムへ同じ内容をコピペするだけ等
・チェック作業:交通費の申請経路や金額があっているか、調べてチェック
 するなど
・レポート作業:定期的に同じフォーマットで作成するレポート(パワポに 
 システムから出力したデータをエクセルで加工し、貼り付けて~等の
 資料作成のイメージ)
・メールの大量送付:1件ずつ添付ファイルが違っていたりすると、
 人力ではミスのもと!時間もかかって生産性が低い!!
・情報収集:特定のワードに関する情報収集をしたい場合に有効
 (口コミ等)⇒スクレイピングといい、専用ソフトも別にあります。

上記の業務は、「時間がかかってミスしやすく、できて当たり前と思われている業務」です。このような業務はできるだけ人が介入せずに、自動処理できるのは望ましい。しかし、システム導入するほどの話でもない・・・。
といった際に、RPAが有効です。
当該作業に費やしていた時間を、創造的な業務に充てたり、単純に残業を減らすなどに充てると生産性が高まる方向へシフトしていきます。

RPA導入のためのマインド、メリット

基本的に手の動きを模倣するようにシステムを組んでいきます。
しかし、世の中そんなに甘くない!!
RPA側が人の動きを100%模倣できないのです。
そのため、以下がポイントなります。
・ちょっとだけITの知識がいる
 ⇒「変数」という概念の理解が必要です。とはいえ、30分あれば
  習得できるので、スキルアップだと思って取り組みましょう。
・RPAの気持ちになって考える
 ⇒RPAが苦手なことを理解してあげ、その解決のために動作を
  少し変えてあげる(動作変更のテクニックは調べれば出てくる)
・既存業務フローをRPAに合わせて改変する
 ⇒既存の業務を「何を変えずに」RPAへ移行させることは至難の業です。
  自動化するのであれば、「変えてはいけないモノ」を明確にし、
  それ以外は柔軟にRPAが動きやすいように変更することが必要です。
・考える&やってみる
 ⇒自分の仕事で効率化できそうなものはなにか?難易度と効率化の効果を
  考えながら、業務に落とし込んでいくといいと思います。

ということで、指示通り業務をやっているだけで、「業務の”変えてはいけないモノ”」が見えていないと、RPAを展開していくことは難しいです。

逆に言うと、RPAで業務効率化をしている人=業務の本質を理解している人として、自然にアピールができると思います。
転職にもってこいかもしれないですね!!

RPAを学ぶには

基本的に「少し学んで、システムを触って動かしてみる」
上達の一番の近道です。

システムの苦手箇所の勘所は、トライ&エラーで触ってみるまで分かりません。
そういった意味で、ネット上の無料体験や、書籍1冊買ってみながら触ってみるくらいからのスタートが適していると思います。

くれぐれも「がちがちに勉強してから組んでみる」はお勧めしません。
RPAが動かなくてやる気がなくなる原因です。

まずは、Microsoft Power Automate DesktopをMYPCで使ってみて、
イメージを持つといいかもしれません。

日本の生産性よ、あがれ!(そして賃金も上がって!!)


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