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夏に秋を捌くとなまらうまいっす


昨日の朝7時に、長女のパートナー君が持ってきてくれた初物、


これぞ 北海道の秋の味覚


どどんっ


北海道では秋味という


しゃけ でぇございます。



パートナーくんはお魚関係の仕事をしている。毎日魚介類と向き合っているけど、趣味は釣りという無類の魚好き。魚の事は何でも知っている、さかなクンみたいな人だ。

あさの4時から、雨の中我が家の近くの海で釣りあげた推定70センチ越えのオスとちょっと小さめのメス。


どうですか?

こんなのもらえるんだよ、道民は。

ドヤ顔。


いつもありがとう、パートナーくん。


では、捌くよ。

道民おばさんはこんなのお茶の子さいさいさ。



まず出刃包丁で鱗を落として、頭を落とす。

腹を裂いて内臓を取り出す。

うう~~
何回やっても きもいっす。

裏口の三和土で、血だらけの軍手をはいて、出刃包丁を持って、必死にしゃけと格闘して、内臓を持ち上げてるおばさんの姿は、ちょっとしたホラー。

オスは身がきれいで時期が早いので油がのってる。


そして、メス。

どうですかこのいくら。


宝石箱や~


この後は、捌くのに必死(お茶の子さいさいちゃうんか)で写真撮る余裕なかったし、撮ったとしても絵面があまりにグロいので割愛いたす。


捌き始めて、3時間弱で完成。


しゃけ尽くし。

手前左 塩鮭。手前右 三平汁用あらの塩漬け。フライパン 鮭フレーク。ボールの中身はご存じいくらの醤油漬け。小さいボールは白子。


オスの半身はちゃんちゃん焼き用にそのまま冷凍。



そして

しゃけしかないぞの夕食。


どどんっ


かま塩焼きと いくらどーん!
サラダもちょっとだけ。

冷凍してない本当の生いくらは今しか食べられないからね。

もちろんおかわりさ。

9月のシゲちゃんとのツアーのためにダイエットしてたはずなのに、いくらには抗えない。

明日からがんばろっと。




子どもの頃はお盆が過ぎると涼しい風が吹いて、楽しかった夏が終わってしまうとちょっと悲しかったものだけど、8月後半なのにここはまだ30度越えの真夏日が続いている。

夏が長くなっても、北海道のおいしい秋は着実に近づいてきてるよ。


甲子園の準決勝を観ながら、ランチは鮭フレークといくらの親子丼にしよう。




         したっけ

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