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海、山、川、芝などの大自然に魅了された私が、大山の魅力を伝える拠点を作る話

話を聞いた拠点オーナー

シゴト場カケル(鳥取県西伯郡大山町)

まーしーさん
広告代理店で2年ほど営業に従事した後、鳥取・大山の魅力に惹かれ、地域おこし協力隊として移住。
現在では、「暮らしに触れる観光」と題して、大山オーダーメイドツアーやシェア別荘「わたげ荘」などを運営。法人である合同会社sunsuntoでは一日一組限定グランピング「トマシバ」やシェアオフィス「シゴト場カケル」を運営している。

ー鳥取大山に移住した経緯を教えてください。

大学卒業後、広告代理店で2年ほど営業のお仕事をしながら、休日は興味あることに関わってました。その中でボランティアで参加した「宮城県の廃校を旅館にするプロジェクト」がWEB求人を出していたんですよね。それをチェックした時に、本当にたまたまそのWEB求人の一つ下に「鳥取大山で観光プロデューサー職を募集します」という求人を発見したんです。

「地域おこし」や「観光」に興味があったわけではなかったのですが、「地域の魅力を一から形にしていく」という内容に惹かれて、一度町に訪れてみたんです。海も山も近く、山では紅葉に雪が積もっているのをみて「季節同時に味わえるとか漫画じゃん!」「やばいな(いいな)」と思い、大山に訪れることを即断しましたね(笑)

学生時代に自転車で東京から北海道や九州も回っていたんですけど、そのどこにもない魅力に惹かれました。大山は、1つの町の中で標高や場所によって暮らし方や過ごし方が全然違っていて、色々な顔を持っているところがとにかくやばいです。

東京も大好きなんですけど、とにかく大山も大好きです。(笑)

ーシゴト場カケルを立ち上げた経緯を教えてください。

最初は大山の地域おこし協力隊として観光プロデューサー活動をしていたのですが、1年程でやりたいことが明確になってきて、協力隊は辞めました。「暮らしに触れる観光」というテーマで、大山の魅力をもっと色々な人に伝えていきたいと思い、小さく事業をはじめました。その延長線で、トマシバや今のシゴト場カケルの立ち上げを始めました。
海や山があるように、環境の多様性によって仕事(働き方)の多様性もあるので、そんなメンバーたちがコミュニケーションをとれる仕事場があったらいいなと思ったのが立ち上げのきっかけですね。

ーどんなイベントや拠点づくりをしていますか。

地域に紐づいた場作りをしていて、
・シェアオフィスの「シゴト場カケル」
・1日1組限定の芝畑貸し切りグランピングの「トマシバ」
・芝畑でできるイベントの開催(不定期)
・クラウドファンディングのサポート
などを実施しています。

1番の自分にとっての原動力は、大山の自然や人がとにかく素敵なことで、大山の魅力を知ってほしいという気持ちで色々なことをやっていますね。

大山の一次産業のお手伝いをさまざまする中で、芝農家さんのお手伝いもするようになりました。芝のお手伝いの中で仲良くなり、お互いを知っていき、気がついたら「トマシバ」も生まれていましたね。基本的には目の前のことに焦点を当てているのでその先に何ができているかは自分も正直想像できないですね。(笑)
常に自然体でやっています。

ー改めて、拠点や地域(鳥取・大山)の魅力は何でしょうか?

自然豊かな地域で、海も山も両方もあるので両方行ってもいいですし、芝もあるのでそこでゆっくり本をよんでもいいですし、冬ではスノーボード・サーフィンを両方する人もいたりしますよ。(笑)

大山の凄さは、人によって好きになる場所が全然異なっている点だと思っていて、そこがとにかく面白いなと思いますね。

あとは食べ物もすごくおいしくて、海鮮だと牡蠣も魚も美味しいですし、野菜だと火山灰が含まれた土で作るブロッコリーや白ネギ、果物だと、梨とりんご、酪農だと牛乳もすごく美味しいです!
ありきたりですが、全部おいしいです。(笑)

ー今後のまーしーさんの夢を教えてください。

目の前の相手にとっての、「ちょうどいい」距離感や「ちょうどいい」関わり方をできるような場所を作っていきたいですね。
人が関わる場所を運営しているので、人のフェーズを大事にしていて、こっちでコンセプトを掲げるより、目の前の人の「ちょうどいい」を大事にしていきたいです。


自然たっぷりの鳥取大山に訪れてみてはいかがでしょうか?

シゴト場カケル(鳥取県大山拠点)詳細情報はこちら▼