プレゼントの選び方

同僚が転職するということでプレゼントを買ったのだけど、今日は僕がいつもプレゼントを選ぶ上で考えていることについて、簡単に纏めてみようと思う。

一番現実的なプラン

プレゼントをする上で僕が考えているのが「相手が知っているものか(認知・非認知)」、「持っているか(購入・未購入)」、「欲しい度(満足度)」の三軸による整理だ。

パターンでいうと全部で以下6パターンがあげられる。

1位に近づくにつれ、相手へのヒアリングや周辺への聞き込み調査のコストが増える。1位の「相手が知らないもの」で且つ「満足度が高い」というものをプレゼントできたらそれがベストなのだけど、これは相当難易度が高い。結局、相手の好みがすべてになるので、常にリスクが付きまとう。

そうなると、おのずと導き出される答えは2位の「相手が知っている」且つ「満足度が高い」、つまり「相手が欲しいことがわかっているものをプレゼントする」になる。それも未購入である前提だ。(せっかく相手が欲しいものを聞けたとしても、プレゼントまでの期間が空いてしまって、既に相手がそのプレゼントを自分で購入してしまっていたら何の意味もない)

実際、1位に比べると2位にかかるコストはガクッと下がる。それに相手からも確実に喜ばれることがわかっているから安全だ。結局、いつも僕が目指すのは2位のプレゼントだ(時間があれば1位をやりたいのだけど、なかなかそこまで手が回らなかったりする)

自己満足の押し付けはよくない

意外にプレゼントって自己満足の押し付けになってしまうことが多い。これは気を付けないといけない。上述の表でいうと4~6位のプレゼントがそうだと思う。これだったら「これにかけたお金をくれた方が良かったのに」なんて思われてしまうかもしれない。それはプレゼントをあげる方ももらう方もただただ悲しい。しっかりと相手の喜ぶ顔を想像し、満足度の高いプレゼントをあげるように気を付けたい。

気持ちを受け取るということ

とまあ、いろいろ書いてきたけれど、結局大切なのはプレゼントの内容というよりは、プレゼントをくれた人の気持ちを受け取るということだと思う。どんなに的を外したプレゼントだろうと、わざわざ自分のために時間をかけて考え、お金を払って購入し、ここまで運んでくれたわけだから、その気持ちを受け取ろうとする気構えは大切なことだと思う。

これはプレゼントをもらう側の最低限のお作法なのかもしれない。人と人。結局、大切なのはお互いの気持ちをしっかりと受け取ることができるか。つい表面的な価値を見てしまいがちだけど、本当に大切なことは目に見えない所にある。

今日、これから同僚にプレゼントを渡すのだけど、喜んでくれたいいなーと思う。

最後までお読みいただきありがとうございます〜!よろしければシェアしていただけると嬉しいです!