5歳と1歳の息子たちを持つ父親です。息子たちの成長の様子をしたためることでボウズ達への将来のプレゼント（酒の肴）になれば、と筆を執っています。

さて。先週はお母さんが海外出張だったので怒涛の1週間だったね。
5歳のお兄ちゃんは空港でお母さんを見送ったあとに車でぎゃんぎゃん泣いたけど、1歳のキミはスヤスヤ眠っていて事の重要さに気づいていない（重要か）。

去年もお母さんが海外出張で不在というのはあったけど、キミたちのおばあちゃんもサポートしてくれてお父さんはとても有難かったけど、今回は独り立ちせねばならない。お父さんの緊迫感を感じ取ったのかキミたちも案外協力的だ。何が協力的かというと、一にもニにも体調を崩さなかったことだ。これに尽きる。誰かが体調不良になると、プランが大きく崩れるので、それだけは避けるべし、とお父さんも早寝早起きを励行し、なるべくちゃんとバランスよく食べるようにし、仕事も後輩にふれるものはふって（ごめんよ笑、理解ある後輩たちよ）、体調管理に努めた。

1歳のキミが鼻と咳がやばくなりかけていて、保育園の先生も私に遠慮しながらどこかで小児科に連れて行ってもらえるといいんですけどねぇーという感じだったので、水曜の朝に連れて行き薬を処方してもらったよ。
大事に至ることはなく、1週間元気に乗り越えてくれたね。

お父さんはいつもより早起きをして、朝ご飯の準備をし、お弁当の準備をして、キミたちを着替えさせ（ぐずられるともはやお手上げになる笑）、自転車の前カゴ、後カゴに乗せて全力疾走する。ゴーカードみたいに前カゴのキミ（1歳）は右に左に揺れているけど、それはそれで楽しそうだ笑。

夜は三人でお風呂に入り、ご飯を食べて、早々に寝る。キミたちはお父さんにまとわりついて寝ている。。。5歳のキミは昼間にしっかり動くからいつも帰ってくるとバタンキューだ。夜ご飯ももたずに机に突っ伏して寝てしまうのが日課（笑）。1歳のキミはそれに反して、夜はギラギラしている。お父さんが寝たふりをしても、「パパァ」と絡んできて、それでも寝たふりをして無視を決め込むと、「パパパパパパパパパパパパパァ」とくる。お父さんは笑ってしまいそうになるが、何とかこらえて寝たふりを決め込む。
キミはお父さんの頭の上や顔の上で、バタバタと足を動かして連続キックを決めてくる。

朝は空気を読んでかかなり早起きだ。もうちょっと寝ていてもらった方がお父さんは準備が捗るのだけど笑。朝ご飯の準備をして、お弁当を作って、保育園の着替えを準備して、連絡帳に体調を記入して、としているとあっという間に登園時間だ。いつもより朝ご飯が一品少ないことは勘弁してね。

キミたちの協力もあって何とか1週間トラブルなく過ごせたね。お父さんは疲労で瞼がピクつき、内臓系もやられ気味で胃もたれが激しい笑。

ようやくお母さんが帰ってくる日だ。

空港の到着ロビーでお母さんを待っているとき。お兄ちゃんのキミは楽しみ過ぎて到着ロビーから逆流してターンテーブルの方に入ってしまいそうになる。そっちはダメだ。これより先に行ってはいけないよ、とお父さんは注意を促すけど、キミは今か今かと待ちわびる感情が溢れ出ている。「ママ、まだかなぁ」しか言わない。

1歳のキミは何だか外の様子が気になるらしく窓際に向かって、ベンチに登っては外を見ようとして、お母さんに興味はない。

お母さんがいよいよ登場すると、5歳のキミは駆け寄って抱きつく。「ママに会ったら最初に何をするの？」と聞くと「ぎゅーをする」と淀みなく回答していたが、その言葉の通りだ。1週間寂しかったけど頑張ったね。

翻って1歳児のキミ。窓の外に興味があり、お母さんが帰ってきたことに興味も示さない。。。お母さんが「ママだよー」と行ってもそっぽを向いて駆け寄るそぶりもない。「ほら、おいでー」とお母さんは両手を広げて待つが、キミは動かない。痺れを切らしたお母さんは1歳のキミの方に歩み寄って「ただいまー」と近づいてきても、キミは微動だにしない。「誰？」という顔をしている。

そう、忘れている。。。1歳は1週間お母さんと離れるとお母さんを忘れる笑。お父さんは大きな学びがあった笑。キミはお母さんとではなくお兄ちゃんと手をつなぎ、トコトコ車に向かって歩いている。

再会はこのような塩対応だったけど、時間がたつと正反対だ。家に帰り、そこからはお母さんにべったりだ。子コアラのようにお母さんにべったりくっついて離れない。思い出したのかな。今度はお父さんには一向に興味がない。もうお母さん一筋だ。1週間分思い切り甘えるといいね。

1週間よく頑張ったね。体調を崩さなかったことがお父さんにとっては本当に救いだったよ。

翌週はお父さんが海外出張。4日間で帰ってくるのでお父さんのことを忘れないで欲しい笑。

これから羽ばたくキミたちへ。今月我が家は師走ばりに忙しさだね。