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今あなたが持っているコップの水を一度捨てなさい:自分を変えるということ

彫刻家の大黒貴之です。

何かを改変することは、多くのエネルギーが必要なことです。

生活の一部を変えたり、或いは新天地へ移動したり、もしくは、それまでやっていたことを変えるなど・・・長い人生の中で、一度は自分を変えたいと真剣に考えるときがやってくることがあります。

そのためにはどのようなことを心がければいいのでしょうか。

一緒に考えてみましょう。

自分を変えるための捨てる勇気を持つこと

ある武道家の方がかつてこのようなことを僕に助言してくださいました。

「コップに入っている水はそのままにしておくといずれ腐ってしまう。だから常に新しい水を入れ続けて更新をしていかないといけない。そのためには、今入っている水を一度捨てる必要があるんだ」

ぼくがドイツでも合気道を続けたいと相談したところ新しい道場に入ったときの心構えを示唆してくださった言葉です。

つまり日本の道場で覚えたことは一度忘れなさいと。

目標に向かって生きているといろんな壁が立ちはだかります。

そのたびに自分の頭で考えて決断する必要に迫られます。

ぼくがドイツに渡って、作品制作するうえで最初に行ったことは日本で構築したものを一度リセットしたことでした。

それまで信じていたものを一度捨てることは大変辛いものがありました。再構築には1年半~2年くらいはかかったと思います。毎日仕事場に入ってただただもう一人の自分と向き合う日々の連続でした。しかし、今振り返ってみるとあの時間があったからこそ今の表現スタイルが発生したのだと感じています。

新しいことを吸収するには、いままで注いできたコップを一度捨てる覚悟が必要です。

先の言葉は、作家の姿勢にも共通するものがあります。

常に新しい水を注ぎ込んで、良い状態を保つこと。

そして、一杯になったら一度捨てて新たに水を注いでいく。

何かを創造する仕事はその繰り返しなのだと。

もう一つ、武道家の先生がこのようにおっしゃっておられました。

「自分が一度構築したものを一度壊して再構築する。それでも自然に出てくる癖や動きがある。それが君のスタイルになっていくんだよ」

信じていたものを一度手放すことはそれまでの自分が自分では無くなっていくようでとても怖いものです。

しかし安心してください。

それはあなたが無くなるのではなく、本当のあなたが現れ始めるチャンスになるのです。

それは余計なものをそぎ落としてあなたを洗練させていくためのプロセスなのです。

あなたが勇気ある前進を望むのなら、そして自分の人生を変えたいのなら、今その手に持っているコップの水を一度捨てなさい。

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引き続き穏やかなお時間が流れますように。

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