イスを作って思うこと。指先でその変化を感じられる面白さ。毎日つかうからこそ激しくないのが良い。
今日はイスをつくってきた。
何度もやすりをかけ、指先で確かめる。肌触りのその変化を手で感じるのは面白かった。
一度なめらかになっても水で濡らすと毛羽立って、それをまたやすりで整える。そのくり返し。
何度もやっていくと驚くほどにしっとりとする。
自分の指先でその変化を感じられる面白さ。
絵画や音楽など芸術と呼ばれるものは喜びや悲しみといった感情の極致を表すから人の心に届くことが多い。
けれどカトラリーやイスのように毎日つかう道具がそれでは重たすぎることがある。
日々の暮らしに用いられるのは「毎日でも良いもの」で良いのだということ。
自分も今はそういう姿勢がしっくりくる。
暮らしこそを大事にしている。人と話す時もそれくらいの平熱でいる。
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お読みいただきありがとうございます。
毎日の日記の中から一部を抜き出して、こちらに載せています。
明るい考えも暗い気分も、毎日なにかあって、日々とはすごいものですね。それをちゃんと受け取りたいなと思います。
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