ヴァンフォーレ甲府選手紹介#3 〜甲府に守護神河田在り〜
2012年10月21日第39節。
おそらく筆者が彼のプレーを目にしたのは、偶然か必然か甲府の優勝が決まった記念すべき試合だった。優勝の歓喜に湧く甲府の選手たちを横目に肩を落とす選手が居た。
彼の名は河田晃兵。
当時はまだ24歳で大卒3年目のシーズンだった。
その当時のサポーターならアビスパのキーパーと聞いて思い浮かべるのは神山竜一かもしれない。鋭いセービングと武士のような髭を生やしたキーパーである。
だがしかし、筆者は翌シーズン加入することになる河田のプレーを鮮烈に覚えていた