Daiya Hashimoto

データセクション会長

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記事一覧

どうしたらフォロワー増えますか?

Daiya Hashimoto
10年前
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Flower

Daiya Hashimoto
10年前
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『政治の起源 人類以前からフランス革命まで 上』

『政治の起源 人類以前からフランス革命まで 上』(フランシス・フクヤマ、講談社)を読んだ。政治学がこんなに面白いとは。こんなにシンプルに世界史を新たな視点でとら…

Daiya Hashimoto
10年前
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日比谷公園

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10年前
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増上寺の春

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10年前
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『ベーシックコーパス言語学』

『ベーシックコーパス言語学』(石川 慎一郎、ひつじ書房)を読んだ。頭の中の関連情報がきれいに整理整頓された。優れた教科書。言語処理技術者必携。 コーパスとは(そ…

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10年前

石川町

Daiya Hashimoto
10年前
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三溪園の夜桜

Daiya Hashimoto
10年前
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『さようなら、オレンジ』

『さようなら、オレンジ』(岩城けい、筑摩書房)を読んだ。前代未聞な感動をして驚いた。衝撃波。イチオシの第29回太宰治賞受賞作。★★★★★ 最近は組織内の人間関係だの…

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10年前
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『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』

『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』(原田曜平、幻冬舎新書)を読んだ。博報堂ブランドデザイン若者研究所のヤンキー135人徹底調査をベースに、次世代の有力な消費…

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10年前
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HHhH (プラハ、1942年)

★★★★★。HHhHとは「ヒムラーの頭脳はハイドリヒと呼ばれる」というドイツ語の頭文字を意味する。1942年、ナチス・ドイツに占領されたチェコスロバキアのプラハ。…

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10年前
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電子書籍時代の読書体験を考える(橋本大也、講演録)

「電子書籍時代の読書体験を考える」 国民読書年記念シンポジウム「読書とはなにか」 2010年10月20日 於 国立国会図書館 橋本大也 ■1Q84と紅白歌合戦 村上春樹の1Q…

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10年前
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鎌倉八幡宮 静香の舞

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10年前
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『政治の起源 人類以前からフランス革命まで 上』

『政治の起源 人類以前からフランス革命まで 上』

『政治の起源 人類以前からフランス革命まで 上』(フランシス・フクヤマ、講談社)を読んだ。政治学がこんなに面白いとは。こんなにシンプルに世界史を新たな視点でとらえられるとは。21年前に『歴史の終わり』を書いたフランシス・フクヤマが国家の「始まり」を語る。支配者一族の利益を追求する部族社会を脱して、広範な公共の利益に奉仕する国家は、どうのように誕生し、発展し、衰退するのかを解説する大著(上下、上下で

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『ベーシックコーパス言語学』

『ベーシックコーパス言語学』

『ベーシックコーパス言語学』(石川 慎一郎、ひつじ書房)を読んだ。頭の中の関連情報がきれいに整理整頓された。優れた教科書。言語処理技術者必携。

コーパスとは(その定義も本書の肝であるが)
(1)書き言葉や話し言葉などの現実の言語を
(2)大規模に
(3)基準に沿って網羅的・代表的に収集し
(4)コンピュータ上で処理できるデータとして保存し
(5)言語研究に使用するもの

頻度データを抽出すること

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『さようなら、オレンジ』

『さようなら、オレンジ』

『さようなら、オレンジ』(岩城けい、筑摩書房)を読んだ。前代未聞な感動をして驚いた。衝撃波。イチオシの第29回太宰治賞受賞作。★★★★★

最近は組織内の人間関係だのスクールカーストだのドメスティックな心性をいじくり回す文学が多い。それはそれで現代日本の一側面をとらえていると思うが、この新人作家はそういう内向きの風潮から思い切り突き抜けた。国際化した日本文学。世界文学と言ってよいのかも。だってこん

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『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』

『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』

『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』(原田曜平、幻冬舎新書)を読んだ。博報堂ブランドデザイン若者研究所のヤンキー135人徹底調査をベースに、次世代の有力な消費者層としてヤンキーを捉えた。

今のヤンキーは3世代目だという。かつての"不良"がヤンキー1.0、いわゆるヤンキー、チーマーのヤンキー2.0、そしてヤンキー3.0としての地元にこだわる新保守層マイルドヤンキーの時代へ。

尊敬する人は

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HHhH (プラハ、1942年)

HHhH (プラハ、1942年)



★★★★★。HHhHとは「ヒムラーの頭脳はハイドリヒと呼ばれる」というドイツ語の頭文字を意味する。1942年、ナチス・ドイツに占領されたチェコスロバキアのプラハ。ヒトラーの右腕のヒムラーのさらに右腕であるラインハルト・ハイドリヒが統治者として君臨し、残虐なユダヤ人絶滅政策を実行している。ロンドンの亡命政府は、2人の青年工作員を占領下のプラハへと送り込んだ。祖国を蹂躙する「金髪の野獣」ハイドリヒ

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電子書籍時代の読書体験を考える(橋本大也、講演録)

「電子書籍時代の読書体験を考える」
国民読書年記念シンポジウム「読書とはなにか」

2010年10月20日 於 国立国会図書館
橋本大也

■1Q84と紅白歌合戦

村上春樹の1Q84を読んだ方は会場にどのくらいいらっしゃるでしょうか。ちょっと手を挙げてみていただけますか。ほお、なるほど、結構いらっしゃいました。さすが国会図書館のシンポジウムですよ。熱心な読書家が集まっているのですね。ちょっと異常

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