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エジプト留学&生活奮闘記

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エジプトはカイロでの(留学)生活を綴ります。長期・短期滞在、観光、留学を考えている方、エジプトに興味があるという方、海外で生活しているという方に。
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ラマダーン月が明けた日

ラマダーン月が明けた日

今日はラマダーン月が終わり、断食明けを祝うイード・アル=フィトルの1日目。
街中は、正月のようなお祭り騒ぎに湧いている。
近所に住むいつもお世話になっている人に誘われ、エジプト社会観察会と称して、カイロのダウンタウンを歩き回ってきた。

早朝から賑わう街

まずは早朝7時すぎ。
ダウンタウンの中心地、タラアト・ハルブ広場から同じ名前の通りを上がっていく。
うちの近所にはコシャリの有名店、アブー・タ

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عيد مبارك!
イード初日の町中を散策してきた。みんな新しい服を来て、流行りの髪型をばっちりキメて、イードに貰えるお小遣いを握りしめて、早朝7時すぎからもうコシャリを食べたりあまーいスイーツを食べたり。親子連れやカップルもいるが、圧倒的にどこを見ても子供ばっかり。

カイロのラマダーン 〜ラマダーンテーブル探訪記〜

カイロのラマダーン 〜ラマダーンテーブル探訪記〜

ラマダーンが始まって15日。満月で断食月はちょうど折り返し。

今日はヘリオポリスの近く、マタレイヤで有名なラマダーンテーブルを見てきた。
ラマダーン月の15日目だけに開催される特別なイフタールである。

10年ほど前から始まったもので、最初は近所の人達や若者、子どもたちだけのごく小規模なものだった。
それが年々、SNSの告知などを通じて規模を拡大していき、今や通りまるまる1本をズドーンと端から端

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エジプトなら多分どこにでもある秤。野菜や果物を量り売りしてもらう。いつも見てるけど、ちゃんと見たことなかったなぁと思いパシャリ。年季の入った感じの分銅がいい。2キロ、1キロと1/2キロがある。

【カイロのラマダーン】今夜はオペラハウスで、スーフィー教団の集団儀式(ハドラ)で歌われる宗教詩やクルアーンなどの暗誦のコンサートへ。なんと夜21時半開演、夜中の12時終演。みんな夜更かしをするラマダーンの夜ならではという感じ。現代的な音楽だが、演者の歌も演奏も素晴らしかった。

紅海の古い町、クセイルへ

紅海の古い町、クセイルへ

ラマダーンが始まってすぐの週末、3泊4日で紅海沿いの町クセイルへ旅行に行ってきた。カイロに留学している友人たちと「綺麗な海でゆっくりする」という目的の旅である。

タフリール広場を出発

深夜23時45分、タフリール広場のGoBus乗り場から、日本の高速バスと同じような型のバスに乗り込む。VIPバスではなく、普通の高速バスでチケット代は330LEくらい。乗客は9割5分男性。
他の女性客は、夫婦で乗

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【カイロのラマダーン】断食が始まって11日目、真夜中1時20分過ぎ。家の外はまだまだ賑やか。プラスチックの入れ物が何かを「ドンドン ドンドン」と叩きながら物売りが叫び、ラマダーンだ!と爆竹を鳴らす音がする。ファジュルまではまだまだ時間がある。ラマダーン月の夜は長い。

サダト大統領が埋葬されている記念碑を見てきた。1973年の十月戦争で殉死した兵士たちを追悼するモニュメント。ピラミッドの壁に刻まれているのは、ムハンマドやアフマドなどエジプト人によくある名前で、特定の個人のものというわけではないそう。「無名戦士の墓」という名前が示す通り。

大学の夜の授業に出ていたら、バスの関係で帰宅が22時半過ぎに。夜遅いがどうしてもこってりしたものが食べたくて、バター入りのレンズ豆スープとエビのサンドイッチをテイクアウトした。今夜は風が冷たかったので、もったり濃厚なスープが美味しい!サラダも頼んで108LE(約500円)。

【エジプト・カイロのスーパー】牛乳とライスパウダー、薔薇水、砂糖で作るプリンのようなお菓子、ムハッラビーヤの素を買ってみた。中を開けたらバラのいい香り!予め牛乳で溶いておいた粉を温めた牛乳にいれ、もったりするまでかき混ぜる。あとは冷やして食べるだけ!

来月クセイルに行くので、ブルキニ(ムスリマ用の顔手足以外が隠れる水着)を購入。ヒジャブ的な帽子、トップス、ジャンプスーツのようなレギンス水着のセット。これで590LE(3000円弱)。安い!日本では着ないかもしれないが、上着だけならサンガードとしても使えて日焼け防止によさそう。

知り合いの研究者に案内をしてもらい、アズバキーヤの古本屋街に行ってきた。アタバ駅を出てすぐ目の前に、平台を並べた小さな本屋がギッシリと何本もの通りにまたがって並んでいる。あれこれ物色して10冊くらい買った。締めて900LEくらい。ちなみに平台の下は自由なにゃんこの世界だった。

カイロのローカルハンマーム体験記

カイロのローカルハンマーム体験記

先日、友人とカイロのブーラーク地区にあるハンマーム(公衆浴場)へ行ってきた。
観光客はまず行かないエリアだが、歴史的にはマムルーク朝期以降、重要な役割を担った河港が置かれた場所であり、その後のオスマン朝期には商工業地区として栄え、近代エジプト初の国営出版社が置かれた場所でもある。
今も、街中のあちこちにオスマン朝期のモスクやウィカーラ(倉庫)が残っている。

今回訪れたハンマームも元は16世紀、オ

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備え付けの電熱線ヒーターで暖を取っていたら、いきなりバチッと音がしてブレーカーダウン。。最初は原因が分からず、コンセント周りのコードを確認していたらヒーターから2回目の火花...。エジプトの220ボルト怖すぎる。
※写真は庶民街で働く馬。改造した馬車で金属タンクを引いていた。