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コエニスル

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「コエニスル」という企画の中で、詩を朗読していただいています。
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詩を誦むということ

「コエニスル」の、わたしの声を受けて、朗読者であり普段は役者さんをされている、日向 有馬さんが、声を送ってくださいました。

わたしが思っていたようなことを、同じく思っている人がいて、共鳴して。言葉というのは不完全で不確実なもの、というのは、わたしも20歳頃から考えていました。そのことに対する姿勢、感じ方や関わり方は人それぞれなのでしょうが、それがまたいいんですね。

詩を詠むということ

三つの作品を「コエニスル」で朗読していただき、心が揺れ、思ったことを声にしてみました。みんなと共有したい気持ちで喋りました。

「祈り」朗読

「コエニスル」参加第三弾は「祈り」です。
声は中尾 智惠子さん。

この作品は、中尾さんご本人が自身で朗読にと選んでくださいました。
実は、この詩はある人のことを思って作った詩で、その思いが中尾さんの心にも触れることができたことをとても嬉しく思います。

たくさんの想いが感じられる、切実な、そして温かい朗読となっていて、この詩が確かに中尾さんの心に届いたんだと感じました。

わたし自身、この詩は構

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「問い」朗読

「コエニスル」詩での参加第二弾は、「問い」です。
声は日向 有馬さん。

男性の朗読と聞いて、女のわたしの個人的な詩より、虎を主役にしたこの詩の方が、より共感していただけるのではとこの詩を選びました。

雄々しい声を想像していましたが、聞いてみると柔らかな男性の声が、虎を俯瞰で見ているようで。透明な声。概念的な詩なので、かなり抑えて読んでくださっているなと。最後のくだり、優しく包むような声が、虎を

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「飛行機」朗読

「飛行機」朗読

「コエニスル」デビューひとつ目は、「飛行機」です。声は桜澤 美雅(おうさわ みか)さん。

とても個人的な詩なので、読んでいただくのは恥ずかしい気もしましたが、noteで取り上げていただいたこともあり、今の時勢を表していて、なおかつ間口の広い作品なのではないかと思い、この詩を選ばせていただきました。

はじめ、少し不安げな女性が、後半、笑顔になる様子(その情景が思い浮かぶ声)、その変化の瞬間に鳥肌

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コエニスル

コエニスル

こんばんは。
今日は初めて、詩でも小説でもない投稿をさせていただきます。

今までnote上で詩や小説をアップしてきましたが、同じくnoteで小説やエッセイを書いているわたしの友人(大切な人生の先輩)が、ある企画を始めました。

「コエニスル」という企画で、今までnote上でアップしてきた互いの作品を、知人の役者さんだったり読み聞かせの経験者さんだったりに朗読してもらい、それを公開しようという試み

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