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なぜ?どうして?娘の不思議!!【思い出】

2017年11月初旬
2学期も折り返し。

お騒がせの運動会も無事?終わり
娘は朝から大泣きする事もなくなり
始業に間に合うように教室に入り
朝の会も参加できるようになった。

わたしが一緒にいる。
ココを除けばとても普通!
母と一緒に登校しているのは
校内見回しても娘だけだ。
だから、どうした!
母がいたら学校に行けるんだから
それでいいじゃないか!

思っていたはずなのに。

だんだんと寒くなる学校の廊下。
そこで何時間も過ごすのは
本当にとても辛かった。

娘も調子が良くなってきていたし。
「真冬」が来るまでに
授業までは付き添わなくても
教室まで送って行けば
「母さん帰っていいよ!」と
言って欲しい。
言ってくれるはず!
言ってくれなきゃヤだ!!

いつしかそう思い始めていた、、、。

一足飛びに良くなる事はない
山は登ったり下ったりしながら
頂上に辿り着く!

アタマでは分かっているつもりだった。

そんな時、何が原因なのか今になっても
さっぱり分からないのだが
娘の行き渋り、登校拒否が悪化した。

具体的には、朝から
「行かない、行きたくない!」と泣く。

渋々教室に入って、3時間目くらいまで
わたしも教室で一緒に授業を受ける。

4時間目あたりから
わたしは廊下に移動。
廊下から娘の様子を見守る。

教室で一緒に給食を食べる。

5時間目、廊下で見守る。

帰りの会の前に、わたしは家に帰る。

朝から泣くようになり
1、2時間目で帰っていいよ!と
言う事もなくなった。

文字通り一日中、学校で
娘に付き添うようになった。

すごろくの「振り出しにもどる」の気分。

えーーーっ!

ここまで来てそれはないよね?!

現実にも起こるのだ、すごろくと同じ
「振り出しにもどる」。

何がトリガーとなったのか?
何かそんなに不安になる事があったのか?

今でも分からない。

「なぜ?どうして?娘の不思議」
である。

わたしが一緒でも学校に行きたくない。
解決策はあるのか??

担任の先生に相談した。

担任の先生は
「調子良かったのにね。
どうしちゃったのかしら?
まぁ、でも、お母さん!
母子登校ってのはね
明日、急に終わるかもしれないし
6年間続くかもしれないの。
調子が良かったり、悪かったりを
繰り返すの。」
と仰った。

6年間!!

ウソだと言って欲しかった。
だけど、教師歴の長いベテラン先生の
お言葉は非常に説得力があった。

6年間はさすがに勘弁して欲しい。
その時の正直なわたしの感想だ。

わたしの代わりに先生がひとり
娘に付き添ってくださる事は出来ないか?
厚かましいとは、思いつつ聞いてみた。

「もし、娘さんが他のお子さんに
危害を加える可能性があったり
発達に問題があれば専属の先生を
ひとり付ける事もできますが、
そうじゃないですよね?」
との回答だった。

6年間付き添うのは絶対に避けたい。

じゃあ。どうすればいいのか?

とりあえず、心の専門家への相談だな!
と思ったわたしは、、、

娘がお世話になっている先生に
紹介してもらった児童精神科に
受診の予約。

区が主催のこころの相談室にも電話した。

わたし自身今まで生きてきて
心療内科とか精神科にお世話になった
事がない。

娘のおかげで色々な経験ができ
色々な世界の扉を開くことができた。

人生って何が起こるかわからない
だからおもしろい!

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