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トフィーって何??【風味の表現方法】

皆さん、こんにちは!出荷スタッフの山村です。
いつもグリーンコーヒーストアをご利用頂きありがとうございます。
今回は、コーヒーの風味を言葉で表すときの表現方法についてご紹介します。

 皆さんもカフェに行った時や豆を購入する際に、風味のインプレッションを見たときに「これはどんな風味を表している言葉なんだろう?」と思う時があると思います。そこで今回は一般的にはあまり馴染みのない表現方法を皆さんと共有出来たらと思います。

トフィー

 まずは、題名にも挙げさせて頂きましたトフィーです。日本ではしばしばタフィーとも呼ばれるそうです。バターと糖蜜または砂糖を加熱して作るお菓子で、ナッツやレーズンと混ぜて調理されることもあります。
 この言葉の由来は不明ですが、料理作家のハロルド・マギーは「砂糖と糖蜜を混ぜたものを示すクレオール語の派生」と主張しています。

アマレット

 次はアマレットです。お酒が好きな人ならご存じかもしれませんね(笑)。アマレットとは、アーモンドの様な香りを持つリキュールです。香りがアーモンドに似ているため、原料の中に必ずアーモンドが入っているものと思われがちですが、実際は杏仁(杏仁豆腐等にも使われるアンズの核)を使用しているものが主流だそうです。
 イタリア語で「少し苦いもの」という意味です。アーモンドと聞くと甘みを連想しますが、イタリアの方は苦味をイメージするんですね!

ポプリ

 ポプリとは、花や葉、香辛料、木の実、果物の皮、精油またポプリオイルなどの香料を混ぜ合わせて容器に入れ熟成させて作る室内香の一つです。
 語源はフランス語で「ごった煮料理」を意味しており、多様な材料を混ぜてつぼに入れて作ったことに由来します。
 ポプリの代表的な材料は、バラ、ラベンダー、ミント、バジル、レモン、オレンジ、クローブ、シナモン、スギ、ヒノキなどがあげられます。

プラリネ

 プラリネとは、焙煎したナッツ類に加熱した砂糖を和えてカラメル化したものです。
 フランスの貴族に使えていた料理人によって17世紀に考案されました。初期の頃は、アーモンドに様々な香りや色をつけて砂糖をかけたものでしたが、後にアーモンドにシロップをからめてカラメル状になるまで煮詰めたものに変化していったと言われています。

カカオニブ

 「カカオとカカオニブってどんな違いがあるの?」と思ったことはございませんか?
 カカオニブとは、カカオ豆を発酵、ローストして小さく砕き、外皮と胚芽を取り除いて胚乳(ニブ)だけにしたものです。
 チョコレートやカカオを製造する過程で作られるものですが、栄養価が高く、そのまま食べることもできるスーパーフードとしても注目されている食材なんです!
 カカオニブはチョコレートやココアの原料ですが、そのまま食べることもできます。カカオ100%のチョコレートと聞けば、イメージがしやすいかと思います。

まとめ

 皆様、今回の記事はお楽しみ頂けましたか?ご紹介させて頂いた表現以外にもまだまだたくさんの言葉があると思います。それほどコーヒーには多種多様な風味が存在します。我々も生豆が持つ風味を皆様に正確にお届けできるようカッピングを行い意見交換を重ねております。
 また、コーヒーを通じて他の食材について考え、知ることもコーヒーの楽しみ方の一つなのかもしれないですね。

 今回も最後まで御覧頂きありがとうございます!今年も残すところわずかになって参りました。皆様はどんなコーヒーライフを過ごされましたか?

これからも、コーヒーに関する様々な記事を投稿していきますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。


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