風花@デザインする人

51歳、フリーランスデザイナー。 デザインで人と社会を楽しく、生きやすく、面白くしたい…

風花@デザインする人

51歳、フリーランスデザイナー。 デザインで人と社会を楽しく、生きやすく、面白くしたい。 エフェライフ講座第1期生学び中。

マガジン

  • チームF(仮)日報

    • 3本

    風花さんとフキノのプロセスエコノミーを綴っていきます。

  • ジェンダーを学ぼう

    ジェンダーギャップ(男女格差)について、まずは知ることから始めよう。

  • レビュー(本と映画と。)

    読んだ本、見た映画で、書き残しておきたかったものを。

  • 50歳フリーランスはじめました

    49歳パートしながら個人事業主に。50歳でパートを退職して完全フリーランスになったおばちゃんデザイナーの奮闘記。

  • イラストいろいろ

    ずっとやりたかったことをやってみようシリーズなど

最近の記事

  • 固定された記事

ジェンダーデザイン・コンテスト最優秀賞受賞しました

第2回「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテスト 2022年11月3日、2次審査でプレゼンし、最優秀賞をいただきました! 主催:福岡市 九州大学芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブ 福岡市男女共同参画推進センターアミカス プレゼンテーションで述べましたこの作品の趣旨は以下の通りです。 ↓ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この写真は、20年前の私と息子です。 この文字は、私が、仕事を探していた時に すべて、実際に面接官に言われた

    • プロフィール写真を撮ろう

      仕事をわかりやすく見ていただくために、私たちのwebサイトを制作しようとしています。 蕗乃さんがプロフィール写真を撮るのに便乗し、私もプロフィール写真を撮影することにいたしました。 ちょうど福岡在住のフォトグラファーの方と親しくなったばかり。早速ご依頼いたしました。 その方とのヒアリングの時間に、気付かされることがたくさんありました。 「なんのためにそれをするのか?」 「一番やりたいことはなにか?」 「誰に向かって伝えるのか?」 覚悟をもって宣言する。 私たちは誰に向か

      • オンラインサロンと多様性

        オンラインサロンに入る人と入らない人。 私のリアルな周辺の人に(友達、親類など)オンラインサロンに入っているという人は皆無です。 (もしかしたらこっそりと入っているのかもしれないけど) なんなら私が、オンラインサロンの人に会いに東京に行くんだ、などという話をしたら「怪しくない?」「気をつけて」「辞めた方がいい」「すごいね」などと言われ、信じられないという顔をされることがほとんどです。 (一応福岡市内の決して田舎ではないところに住んでいます) 私はいくつかのオンラインサロンや

        • デザインするだけじゃダメな気がする

          こんにちは。今日からチームFの日報を書いておこうと思います。 チームFとは、蕗乃さんと風花の頭文字をとってF。 今のところこれは仮の名前です。いいチーム名を二人で考え中です。 世の中には、信念を持って素晴らしい取り組みをしている人や会社がたくさんありますが、それがうまく社会に伝わっていないということが、勿体無いなあ、もどかしいなあと常日頃思っていました。自分でも起業したので余計に、ですが、新しい事業を開拓していくのは、強い志や信念がないと、なかなか難しいものです。 とても熱

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        記事

          エフェクチュエーション、娘にも?

          ファーストフード店でアルバイトを始めて2ヶ月ほど経った高3の娘。 LINEグループで「急に夕方のバイトに欠勤が出て、今日誰か出れる人いませんか?」とメンバーから来たそう。 「お母さん、私今日出れるけど、まだ新人だし、余計なことかな?」 「今のところ出れる人がいなさそうでさ」 と聞かれたので、 「余計なことかどうかを判断するのは上司の人だよ。あなたは今それができる、そしてやってもいいと思っている。そのことが大事だよ。」 「わかった。でもあともう1つね、今日学校の健康診断で

          エフェクチュエーション、娘にも?

          介護とジェンダー

          ジェンダー勉強会をオンラインでやっていますが、次回は5回目、テーマは「介護とジェンダー」です。私自身が義理の両親の介護経験があり、また同年代の方で今まさに介護とジェンダーの問題の真っ只中にいる方が増えてきましたので、このテーマにいたしました。 勉強会の準備をする中で、参加者に教えていただいた本を図書館で借りたのですが、あまりに凄みのある本で、思わず一気読みしてしまいました。 大変な本ですこれは‥ 「介護とジェンダー」春日スキヨさん著。1997年の本ですが、大変重要な問題が

          知らず知らずにエフェっていた私

          私がパソコンも使えかった主婦からデザイナーになったと話すと、そりゃエフェクチュエーションですよ!と言われたので、え?そうだったの?と思い、改めてこれまでの経緯を振り返ってみました。 長くなるけど、よかったら私のストーリーを聞いてください。 49歳でデザイナーとして独立しましたが、最初から独立することを目標にしていたわけではありません。言ってみれば「なりゆき」です。その時その時で、自分にできそうな方法を選んで、繰り返してきただけで何の野心もなく、いつの間にかここに辿り着いて

          有料
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          知らず知らずにエフェっていた私

          デザイナーになると決めた日①

          突然強烈に思い出したので書いておきます。 私がデザイナーになりたい!と思った36歳の時のことを。 下の子を幼稚園に入れた年でした。 上の子と合わせて6年間、出産と乳幼児の育児につきっきりで、ようやく午後2時まで一人の時間ができる!と、小躍りするくらい嬉しかったことを覚えています。 それなのに。 この幼稚園には「母の会」というものがあって、つまりPTAのようなものだけど、 この役員を引き受けることになってしまいました。 引き受けると1年間かかりきりになってしまうと予想はつき

          デザイナーになると決めた日①

          高熱になった時の寝床

          高熱になった時の寝床

          海は広いな大きいな

          なかなかハードである・・・ というのが完全フリーランスになって2ヶ月ちょっとの正直な感想。 当たり前だが、自分で動かなければ進まないのである。 サボっていれば1日があっという間に終わってしまうのである。 会社に所属していれば、業務時間は決まっていて、どんな仕事内容であっても お給料は一定もらえる。 色々な面で優遇されていたよな、と思う。 ありがたかったですね。 じゃあ、もう一度、雇われる側になるか?とも考える。 きっとうまくやれるだろう。 でもとてもしんどい。もう誰かの下

          海は広いな大きいな

          EからSへ 2023年を振り返る

          2023年も終わりに近づいています。 今年の振り返りをしたいと思います。 今年の一番のトピックはやはり、勤めを辞めたことです。 E(Employee)からS(Self-Employee)へ。 雇用される側から、自営業者に。 この衝撃は大きいです。 まずは両輪でやって、じわじわ移行していきましたが、 もっと早くやっても良かった。それぐらい楽しいです。 私は夫がいて子供がいて、全てをS(Self-Employee)で賄えているわけではありません。夫の収入があってこその起業です

          EからSへ 2023年を振り返る

          男尊女卑意識も変えてゆけるかもしれない

          告白すると、私の夫はゴリゴリの男尊女卑だった。 私も全然そのことに気づいてなくて、結婚生活を20年以上続けていたけど、 ある時、どうしてこんなに苦しいんだ?と思うくらいしんどくなった。 夫が帰宅すると動悸がしてくる。怖い。 不機嫌がデフォルトで、ごくたま〜〜〜〜〜〜〜〜に夫が笑顔を見せると、すこぶるホッとしたものだった。 口ごたえしようものなら、 「お前は誰に向かってものを言っているのか」 「俺にそんなこと言っていいと思っているのか」 と怒られた。 働いて稼いでいる人が一

          男尊女卑意識も変えてゆけるかもしれない

          在宅での仕事と家事問題

          フリーランスになって、家のことが余計に目に入るようになったとはいえ、なんかおかしい、忙しすぎるぞ、と思っていたら、家事仕事を夫がやらなくなっていた。 これまでもパートで在宅勤務だったのだけど、業務時間は決まっていて、その間ほぼ机を離れることがなかったので、仕事中に家事をすることはなかった。夫は洗濯や食事の支度なども、まあ割とやってくれていた。しかし・・・ 家で仕事をしているのは変わらないのに、夫を含め子供たちも、 「まあ、お母さんいるからいいか」 というようになっている気

          在宅での仕事と家事問題

          私たちと地続きの問題 映画「遠いところ」

          沖縄を舞台にした女性の貧困、暴力、仕事、過酷な社会時の現実を描いた 「遠いところ」が福岡でも上映が始まったので観に行ってきました。 KBCシネマで、この日は工藤将亮監督の舞台挨拶もあるということで、とても楽しみにしていました。 女性の地位や差別、貧困について考えることが今の自分にとってとても大切な問題で、この作品は地元で見られるようになったらぜひ見たいと思っていました。 気になった象徴的なシーンがいくつかありました。 (映画の内容に触れます。ネタバレ注意↓) 「通り」の風

          私たちと地続きの問題 映画「遠いところ」

          デザインで伝えることについての授業

          今日は東京都の大学でゲスト講師としてzoomで授業をしました。 人前で話すことは、イベントや取材などで時々あり、あまり抵抗がないのですが、 学生の皆さんにお話しする機会はこれまでほとんどなかったので、どんな反応かな?とドキドキしていました。 内容は、自分の受賞作品をもとにお話ししました。 作品についてはこちらに詳しく書いています。 差別の気づきから、作品制作に至るまでの道のり 人に思い伝えるときには、どのような方法があるのか、 当たり前の顔をして世の中に存在している差別に

          デザインで伝えることについての授業

          インハウスデザイナーからフリーへの道

          フリーになって、色々なジャンルの仕事を、時間の制約なく受けられるようになったのはとてもありがたいことだと思います。 時間が自分で自由に使える。毎日が夏休みよ!キャハ!と娘に言ったら 「ずっとなんかしよるやん・・・」と言われてしまいましたが・・・ やることはなんやかんやあるもんです。 私はデザイナーとしても転職が多くて、しかもほとんどがインハウスなので、色々な仕事に関わらせてもらったことが、ホントに今いきてるなあと感じることが多いです。 インハウスってなに?と思われた方も多い

          インハウスデザイナーからフリーへの道