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「半分で済む」デザイン《後編》

 《前編》では、多くの人にとってお馴染みの文房具アイテム『マッキー』について触れましたが、次も【もれなく誰もが身近な】物を題材として展開します📖
※何かと〔想像〕や〔想定〕をはたらかせて思考拡張するスタイルですので、”誤認”的要素は大目にみてくださいませ🙏

 

 先日もテレビの情報(トーク?)番組で話題になっていた〔トイレットペーパー〕の目新しいタイプ/仕様のものがあります。

その特性とはコチラです👇

まさしく、本稿の表題の通りですね💡

 

 貴方は既にこのタイプの商品を入手しましたか?
 おそらく(まだ)少数派なのだと推測しますので、「つまり、どういうことなのか」について想像をめぐらせてみてください🤔

 

《2倍巻》

 つまり、(トイレでセットし)引き出せる紙の長さが2倍!ということなのです。
 もちろん、この表現に嘘偽りはありません🙅🏻‍♂️

 この商品は、【ダブルで60m】です
※従来商品の例として【シングル版:55m/ダブル版:30m】というラインナップがありますが、本稿ではこの相互カテゴリーについて「どちらが得か」「好みか」の論点には触れませんので横に置いておいてください🙇
~ダブルにおける「合わせ加工」は単に2重にしたわけではなく…という技術面を考慮するともっとややこしくなので、同様に。

 とにかく、【ダブルで30m】⇒【ダブルで60m】なので『倍巻き』なのです✌

 

 この事実から派生する【どのような点でおトクなのか】という点と併発的に〔疑念〕〔疑惑〕を抱くことはありませんか?

《メリット》

①トイレでの交換回数が半分で済む(?) パッケージにも記載🔎

の他にも、
②〔長さ〕が2倍になっても値段が2倍未満に収まっていたら、割安(?)
③包装のボリュームが旧来品と変わらなければ、お店から自宅への運搬がしやすくなる(?)

その他にも思いつきましたか?

 

 上記の①~③。はたして本当にそうなのでしょうか?

 もし・・・

◆旧来の素材のものそのままに、単に「芯に巻き付ける全長を延ばしただけ」なら、この”大容量仕様”は明らかにおトク --- ②

だとすれば、③については「重くなる」という副作用に甘んじるのでしょうか?あるいは、「使用品質そのままで軽量化」も実現しているのでしょうか?

◆巻の直径は旧来品と変わらず=パッケージの嵩(体積ボリューム)もそのままなのでしょうか?
だとすれば、1片の「厚みが圧縮された」ということでしょうか?
~もし厚さがそのままでも「ロール状だから直径は意外と差が出ない」の算数的話が気になりつつ、トイレの中の〔ハード〕である設置具の仕様を超えてはならない🚫

◆もし「薄くなった」のであれば、使用者の感覚として、旧来品の場合よりも長く(回転)引き出して使用するに至らないのでしょうか?
だとすれば、結局のところ毎回の〔長さ〕が増える動機に繋がるので①が成立しない(◎_◎;)

 

 本質思考として、(あまり”あからさま”に文章表現にするのは憚られるのですが😅)
一般的に、【「使用面」と「その反対面にある手」との隔離感】こそが、このアイテムの利用規模(長さ)の判断基準 になる傾向だと思うので、「半分で済む」の実現性や実効性はいかがなものか🤔 と訝しく思った次第なのです。
 

 さてこのデザインに対する貴方の評価は?

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