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占い結果を伝える時の言語化が難しい。どうすれば分かりやすい伝え方ができるか

こんばんは、詳細を話す占い師コタです。
毎日投稿実施中(投稿時間はランダム)。

今回は多くの占い師のお悩みナンバー1だと思われる、言語化・イメージ化についてのアドバイスです。

正直、私が占い師としてうまくやっていけているのは、この言語化とイメージ化が得意だからと言えます。

占いの技術を磨くよりも難しいですが、練習すれば誰でもマスターできますので、ぜひご参考くださいませ。

ちなみに私は知人友人が少ないため、幼少期から人と喋る機会が他者よりも少なかったと思います。

そんな私でも得意なので、コミュ力に自信がない人もご安心ください。



1.まずは声に出すこと

言語化が苦手な人の大半は、頭の中でまとめようとしてしまうからです。

言語化に限らず、問題解決やアイデア創出も頭の中で考えていてもうまくいかないと思います。

人は話すことで頭の中が整理され、脳が回転します。


占いで声に出すやり方としては、

・各カードの意味をざっくり説明することで、『つまり◯◯』とまとめやすくなる

・なんでもいいから分かりやすい内容から話し始める

この2つがやりやすいでしょう。

1つ目は下記記事の小技と合わせられるので、メリットが大きいです。

言語化が難しい理由の一つに、占いは感覚的なものだからというものがあります。

しかし各カードにはきちんと意味があるわけですから、その意味を相手に説明しましょう。

仮に説明している段階で「ちょっと違うな」と思っても、後で訂正すればいいだけ。

訂正することを恐れてはいけません。

よく分からない内容を伝えるくらいなら、訂正することになってでも分かりやすい内容を伝えられるようにしましょう。



2つ目は、単純なリーディング内容から話す方法です。

今を辛い状況と捉えていますね、未来は2人の距離が縮まりますよ、ネガティブに捉えがちなのが問題点ですね、など。

占いは、確かに端的に伝えることが好ましいと言われます。

ただ一方で端的に伝えすぎると、「それだけ?」と思われてしまうリスクもあるものです。

最終的にシンプルにまとめればいいだけですので、要素要素をとりあえず口に出すのは悪いことではありません。

なんなら独り言みたいになってもいいと思います。

ただしその場合は、不安にさせるような独り言をしないようにだけ気をつけましょう。


上記の記事は、私がビジネス用に作成した内容です。
参考に。
※ビジネス関係のご相談も受け付けております



2.言語化の練習方法

前章は実践的な内容でしたが、事前に練習する方法もあります。

それは、文章化することです。
原稿を作るイメージですね。

人は話すことで頭がまとまると言いましたが、実は文章を作る過程でも頭の中は整理されていきます。

ポイントは、順を追って説明する意識をすることです。

先ほど紹介した過去記事の3章のように、箇条書きっぽく書くと実際に伝える時の練習になりやすいと思います。

箇条書きっぽく書いたら、最後にそれらを一纏めにした原稿風の文章を作りましょう。


実際の解説では、
『項目ごとに説明(箇条書きっぽい部分)→大事なことをまとめる(再度強調)』という流れです。

ただ、練習では、
『箇条書きっぽい文章→原稿風のまとめ』をすることで、散らばったピースを形にする頭の使い方を学べます。

これはつまり、各カードという散らばったピースを一つのリーディング結果にするのと同じ思考フローです。


筋肉も重点的に鍛えなければならないのと同じで、思考の仕方も様々な部位があり、その部位(思考法)を意識しないと育ちません。

難しく聞こえるかもしれませんが、誰しもが無意識に行っていることです。


余談ですが、私が相談者さんにテンプレートを書いてもらうのは、この頭の整理に繋がるというのが理由の一つです。

自身の状況をしっかり認識した状態で聞くと、頭に入りやすくなります。

相談者さんの多くは、自分の現状がよく分かっていません。

でも実は、分かってはいるんです。

材料自体は揃っているし、占い師よりは間違いなく把握できています。

本記事の内容を考えたら、合理的だと思いませんか?




3.語彙力と表現力について

言語化の話をするとたいてい、「私は語彙力がないから……」と言う人がいます。

しかし、語彙力があるに越したことはないですけど、別になくても問題ありません。

極端な話、子どもでも理解できる伝え方ができないとダメだからです。


一方で、分かりやすい解説に必須なのが表現力です。

占いの言語化が難しい理由の一つが、感覚でリーディングすることもあるからでしょう。

特に程度感を伝えるのが非常に難しく、例えを用いて説明するのが最も分かりやすい方法です。

しかしこの表現力が最も難しいと言えます。

例えは知識と経験が必要で、考えるだけではなかなか身につきません。


イメージとは自身の世界観のようなもので、この景色を共有するのはなかなか大変です。

ただ語彙力と違い、自身の生活上の何かしらに置き換えられるので、ちょっとしたコツを掴めればすぐマスターできる分野でもあります。

手っ取り早いのはできる人から学ぶことなので、本を読むとか、例えがうまい人の話を聞くなどして掴んでみてください。

あとはタロットのストーリーを知ってみると、意外に活用できる内容が多いですよ。


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