【誰にも相談できない悩み】へのヒントが見つかる「人生を学ぶための本」/『嫌われる勇気』著者・岸見一郎氏選
DIAMOND愛読者クラブ「プレゼント」企画:岸見一郎さん
人間が真に人間らしくあるために必要な
教養を得られる55冊をセレクト
人はなぜ生きるのか ――? 人生に迷い、思い悩んだとき、1冊の本が心のよりどころとなってくれることがあります。悩みを消し去り、幸せに生きるための処方箋としてアドラー心理学の思想をわかりやすくまとめた『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の著者で哲学者の岸見一郎さんに、「救い」を得られる本を55冊選んでもらいました。
●「選書テーマ」に込めた思いを、岸見一郎さんから:
人が本を読む理由は様々です。娯楽や知識を身につけるために読む人は多いでしょうが、人はなぜ生きるのか、生きる意味は何か、という問いへの答えを求めて読む人もいます。苦境に陥った時、たとえ誰にも相談できなくても、本を読むことが救いになります。
生きる意味については古来哲学者が考えてきましたが、私の作ったブックリストには幅広いジャンルの本が含まれています。小説など文学書を多くあげているのは、人生で自分が経験できることには限りがあり、他者の人生を追体験することから学べることは多いからです。
三木清が次のようにいっています。
「教養は、人間が真に人間らしくなるために必要な知識である」(「現代教養の困難」)
何か実用的な目的には資することがないかもしれませんが、どの本を読んでも人生が違ったふうに見えてくるでしょう。
55冊のうちの3冊と選書理由を紹介!
では、選書いただいた55冊の一部と、その理由・背景解説についてご紹介しましょう(実際のブックリストには、書籍ごとの解説は掲載されていません)。
①『愛するということ』(エーリッヒ・フロム著、鈴木晶訳、紀伊国屋書店)
②『世界の果て、彼女』(キム・ヨンス著、呉 永雅訳、クオン)
③『人生論ノート』(三木清著、新潮社)
以上、いかがでしたか?
このブックリストは、『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の副読本として読んでいただくにも最適です。哲学者である岸見さんが選んだ書籍のテーマは、「愛」や「家族」「仕事」「政治」など多岐にわたります。全55冊のブックリストから、人生の悩みへのヒントを探ってください。岸見さんの思考の源泉にも触れられる貴重な機会です。
【応募概要】岸見一郎さんのブックリストを全員にプレゼント!
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【編集部からのお知らせ】
日本発のビジネス書として異例の「大快挙」を達成!
『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の“勇気シリーズ”が
世界累計1000万部突破!!
驚異のベスト&ロングセラー! 国内284万部突破!!
岸見一郎/古賀史健著
『嫌われる勇気──自己啓発の源流「アドラー」の教え』
【内容紹介】
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。
本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
【本書の主な目次】
第1夜 トラウマを否定せよ
第2夜 すべての悩みは対人関係
第3夜 他者の課題を切り捨てる
第4夜 世界の中心はどこにあるか
『嫌われる勇気』に続く「勇気」シリーズ完結編。国内85万部突破!!
岸見一郎/古賀史健著
『幸せになる勇気──自己啓発の源流「アドラー」の教えII』
【内容紹介】
青年が哲人の書斎を後にしてから3年。教師になった彼は、ふたたび哲人のもとを訪ねます。
青年が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩でした。
アドラー心理学は机上の空論であり、現実社会では役に立たないとする彼に、「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答えます。
『嫌われる勇気』で示された、幸福の道を歩むために、誰もが為さなければならない「人生最大の選択」とは何か?
貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!
【本書の主な目次】
第一部 悪いあの人、かわいそうなわたし
第二部 なぜ「賞罰」を否定するのか
第三部 競争原理から協力原理へ
第四部 与えよ、さらば与えられん
第五部 愛する人生を選べ
※こちらの記事は、ダイヤモンド書籍オンライン(2023年2月11日)にて公開された記事の転載です。