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【#3】座るとき、姿勢のこと気にしていますか?

こんにちは。有酸素系トレーナーのかずです。
有酸素運動ではないのですが、どの運動を行うにしても姿勢が特に重要です。
でも、姿勢って普段から意識している人って少ないなと感じたため書きたいと思いました。
例えば、職場で足を組んで座りながらパソコンで作業をしたり、書類を確認したりしている人がいます。
また、長時間座っていると一方のお尻が痛くなるという経験はありませんか?
パーソナルトレーナーの資格の勉強をしていたときに講師の人から教わったこと、そして、2018年の日経新聞の「NIKKEI STYLE」に掲載されていた内容を踏まえて、皆さんとシェアしたいと思います。


足を組んでしまう理由

落ち着く、相手に興味がない、いつものクセなどの心理的な面と、姿勢・骨盤のゆがみの身体的な面の2つが働いていると考えられています。

体のバランスは非対称

人間は左右非対称です。
そこで、骨盤の周りを見てみましょう。
骨盤の下部には足や坐骨があるので安定しています。
しかしながら、上部には背骨がくっついているだけで、筋肉で支えている
状態で、骨盤は不安定な状態となっています。
そのうえで、足を組んでしまうとどうなってしまうか、想像できると思います。
右足を上げれば右の骨盤が、左足を上げれば左の骨盤が上がってしまいます。
その状態で長時間座っていると、筋肉が硬直してクセがついてしまい、立ったときにも姿勢が悪くなってしまいます。

アプリ「筋肉とキネオロジー」から引用

「利き尻」があるの知ってましたか?

2018年1月30日の日経新聞「NIKKEI STYLE」にこのように記載がありました。

「利き手」があるように、お尻にも、いつも体重をかけてしまう「利き尻」がある。(中略)
座っているとき、左右のお尻には均等に体重が乗っていると思うだろう。しかし、パーソナル・トレーナーの伊藤和磨さんは「すべての人は、片側のお尻に偏って座っている。それを『利き尻』と呼んでいる」と言う。利き尻に体重を乗せ続けることが、腰痛やぎっくり腰、坐骨神経痛、猫背の原因というのだ。

2018年1月30日の日経新聞「NIKKEI STYLE」から引用
https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO26036370T20C18A1000000/

こんな記事を読むと、自分が左右どっちに体重を乗せているのか気になってしまいますよね。
記事には、その確認方法も書かれていました。

両手を水平に伸ばし、それぞれに上体をスライド。より遠くに伸ばしやすいほうが利き尻だ。「多くの人は右が利き尻。右足を上に組んで座る人が多いのは、そのことを示唆している」と伊藤さん。

2018年1月30日の日経新聞「NIKKEI STYLE」から引用
https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO26036370T20C18A1000000/


2018年1月30日の日経新聞「NIKKEI STYLE」から引用
https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO26036370T20C18A1000000/

イスに座って、ひざの間を軽く開け、背すじを伸ばして両腕を水平に上げます。
次に、両腕を水平にしたまま上体を左右にスライドします。
そして、より腕を遠くに伸ばしやすく体重を乗せやすい方が利き尻だそうです。

意識するだけでいい

足を組む、利き尻のお話をしましたが、日常の中で少し意識するだけでクセは治せます。
そして、腰回りと足の筋肉が凝り固まっていることがあるのでしっかりストレッチをしましょう。
姿勢を改善することで、血行促進や冷え性の改善、腰痛の軽減などが期待できます。
一緒に取り組んでいきましょう!

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました!
今後、皆さんにより有益な情報をお届けできるよう、コメントや質問、一緒に運動したいなどの希望を募集しています。
ぜひフォロー、スキと一緒によろしくお願いします。

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