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ガチ勢のケーブル保護チューブを導入したら、大嫌いなケーブル整理が快感に変わった話

ガチ勢のケーブル保護チューブを導入したら、大嫌いなケーブル整理が快感に変わった話

「電気の配線がごちゃごちゃになってるよ」

そう。
そんなことは、言われなくてもわかっている。

気づいたらいつの間にか、ケーブルはお互いに絡みに絡んでごっちゃごちゃになっている。
別に絡ませたいわけでもなく、絡ませるよう努力したわけでもなく、誰かが触ったわけでもないのに・・・。

小売チェーン店で働いていたときには、「スパイラルチューブ」なるものを使って複数の配線をまとめなさいと上司から指示を受

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刃物:銃刀法とナイフの何やかんや。

刃物:銃刀法とナイフの何やかんや。

よく来たな。おれはslaughtercult、しがない物書きワナビーだ。

【前回】
詳しい経緯は全部ここに書いてある。まだ読んでなくて、刃物に興味のある真の男や女は、読めば面白いかも知れぬ(後半は殆どおれの愚痴だが)。

ところで、おれは深夜テンションで上の記事を投稿して、ある大事なことに気が付いてしまった。

「SHIT……Guns & Swords Restricted Law……銃刀法の話

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セレモニーは終われない!〜怪人シンク、三度現る〜(完結済 1/5)

セレモニーは終われない!〜怪人シンク、三度現る〜(完結済 1/5)

 告別式は土砂降りの雨の日だった。最初、受付をしていた男はその弔問客が怪我をしているか、体調を崩しているのだと思った。弔問客としてやって来たその青年は背中を丸め、腹を庇うようにして記帳し香典を渡した。
 青年は何処にでもいるような平凡な青年だった。中肉中背で、黒い髪を清潔な長さで整えていて、安っぽい喪服を着ている。平時であれば印象になど残らないはずの風貌だった。何故受付が彼を記憶していたのかと言え

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かレー

かレー

 私は第四番目の宇宙を放浪していた。もっと言うと、衛星軍基地【常夏】へ向かう艦に乗っていて、この手記はその時に綴ったものである。

 万が一の確率で私のことを知っている方がこれを読んだら、根無し草の風来坊のポンポコピーの老いぼれがなぜ衛星軍基地へ? と考えるかもしれない。
 その疑問は至極もっともなものであろう。なので先に答えておこうと思う。



 ――それは惑星ヴェでのこと。89◆◇の滞在を

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