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ロックはダイバーシティだ

ビートルズにインドミュージックが少なからず取り入れられているという話を聞いたことがある人はいるだろうか。コアなファンには既知の話ではあるが。

ジョージ・ハリスンはこうしたインド音楽や宗教観に明るく、シタール等の導入のきっかけも生んでいる。

この辺りにはそんな影響を少なからず感じる。

彼らと同じ次元にいるとは思わないが、一バンドマンとして、こうした化学反応というのは実に興味深い。

そもそもバンドというのは集合体である。集まったメンバーが全員、全く同じ音楽に影響を受けて…というケースは、ほぼない。

それぞれに引き出しがある。

「この曲をより良くしたい」という点において、実はこれは相当な武器と感じている。引き立てるためのオプションが多いという事だから。

異質な引き出しがマジックを生む

およそ10年前、バンドでオリジナルの曲を作ろう!という時の話だ。

当時のメンバーといえば…

Vo…メタリカ好き、往年のスラッシュメタル愛好家
自分…メロディックメタル愛好家、イングヴェイとかアーチエネミーとか
Gt2…B'z、ミスチルなどが実は好き
Ba…ユニコーン、筋肉少女帯が好き
Dr…僕と近い音楽性だが、吹奏楽のバックボーンもある

こんな顔ぶれだ。主に曲を持っていくのは僕の担当だった。

そんな中で作ったある曲。デモでMD(懐かしい)に落とした段階では、ゴリゴリのリフで押し切る、ほぼほぼワンコードのシンプルな曲だった。
※僕の中では仮題が「アンセム」だった



で、このメンバーでデモ曲を料理するわけだが、まぁ色んな意見が飛び交うものだ。

・ギターソロ長くていんじゃね?
・ソロ前にこんな転調どう?
・Bメロのコード、こんなんぶつけたらどう?
・最後の〆、聖闘士星矢パクるか


ほぼほぼ悪ふざけなノリだったが、結果、展開も多くなり、変化にとんだ曲になった。思い描いていた完成形を飛び越えて、カッコよくなった。

バンドマジックは実在する。そう確信した体験だ。

多様な視点が入ることのメリット

一人で作った中にはない視点が与えられたことで曲の世界が広がる。思い描いたものより更に上のステージに引っ張ってもらえる。これがバンドの醍醐味だなと感じた。

そしてその体験は、今も日々の暮らしに息づいている。

「違う手を打ってみてもいいかな」
「このやり方にこだわらなくてもいいのかな」

仕事が煮詰まったとき、自分でも「視野が狭くなっているかなぁ…」と感じる時。この時のことを思い出すようにしている。

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