Chie Takahashi

Chie Takahashi

マガジン

  • 『ひとのちから、まちのちから。』〜片平里菜さん編〜

    毎月1人にスポットを当て、その“ひと”そのものが見えてくるような、4つの質問を柱に自由にお話を広げていきます。 通勤時にサクッと読めるようなボリューム感で、毎週(金)夕方頃に更新します。 おふたり目のゲストは片平里菜ちゃん。 話したままの言葉を大事に、インタビュアーもいつも通りの喋り方で進めています。 里菜ちゃんが普段、お話をしているのを耳にしているかのように。 あなたの頭の中で里菜ちゃんの言葉が、いきいきと、跳ねてくれたら嬉しいです。

  • 『ひとのちから、まちのちから。』第一回目のゲスト:花男さん

    毎月1人にスポットを当て、毎週(金)夕方頃に更新していきます。 4つのテーマから、“ひと”そのものが見えてきますように。 おひとり目のゲストは、小樽市在住で音楽活動を続ける花男(はなお)さん。 読んでくださるあなたの中で、花男くんがいきいきおしゃべりをしているように感じてもらえたら嬉しいです。

  • 日々のくらしと音楽と〜音で繋がる3人衆 つれづれ往復書簡

    • 11本

    音楽と食と人とが繋がる空間を作ってきた小梶貴行(カジさん) 岡山が生んだIdol Punchを神と慕う善木大介(ゼンキくん) ラジオDJ・フェスMCから音楽ライターまで担う高橋ちえ(ちえぞう) 夜な夜なカジさんのお店に集っては音楽を肴にお酒を酌み交わしていたこの3人衆。 しかしコロナ禍に入って会う頻度もめっきり減り、ある者は生活の拠点を変えかたやある者は音楽にまつわる知識をさらに蓄え、ある者は新しい仕事を始め。 しかしながらこの3人、どんなに環境が変わっても共通して音楽への思いは変わることはなかったとさ。 会って杯と共に語り合えない現状が続く今、それぞれの生活で鳴り響く音楽を大切につれづれにここに記しながら。日々を生き抜いていくとしましょう。 この書簡を目にしているあなたともいつか、音の鳴る場所で乾杯できる日が来ますように。

最近の記事

④片平里菜の、これから

【「③片平里菜にとっての、大事なことば」から続く】 最新アルバム『Redemption』にも参加して、先週の野音公演にも出演していた、おおはた雄一くんとの接点を個人的にお尋ねしたいです。 そっか、おおはたさんって、盛岡大好きですもんね(笑)。 そうなんです。盛岡の人とよくセッションしてたり、ふらっとやって来る方で。 おおはたさんは、わたしが東京に住み始めてからの繋がりです。デビューした当時、バンドセットでも結構ライブをしてて、その時のバンマスがLÄ-PPISCHのベース・T

    • ③片平里菜にとっての、大事なことば

      ③の質問に行く前にまず前回(②)の続きで、明日に開催の野音ライブのお話から。最新アルバム・『Redemption』に参加のOAU&おおはた雄一くんがセッションゲストな上に、「磐城じゃんがら遊劇隊」がやって来ると。 オープニングアクトの磐城じゃんがら遊劇隊さんにご出演をお願いしたのは、地元の大切なものを皆に知ってもらいたいなという気持ちもあって。地元・福島県いわき市から全国へ、いわきじゃんがら念仏踊りを広める活動をしています。じゃんがらは新盆を迎えたお宅の軒先で亡くなられたかた

      • ②片平里菜の側にある、大切な1曲

        【「①片平里菜を育ててくれた街はどこ?」から続く】 自分の側にある大切な1曲を教えてください。 そうだなぁ…場面場面でこの曲に救われた、っていう曲がいっぱいあるから1曲っていうのは本当に難しいな。でも自分で曲を作るようになってから、それこそ曲を作ることがセラピーじゃないけど、自分の気持ちを吐き出して消化して救われることが多くって。曲を作れるようになってからはやっぱり、自分の曲ですね。なのでその原点の曲にしますね、「夏の夜」です。 前回①でのインタビュー・10代で野音に立っ

        • ①片平里菜を育ててくれた街はどこ?

          早速いきましょう、里菜ちゃんを育ててくれた街は、と聞かれたら? うわ〜………絞るのは難しいですね。 難しいのはもちろん、分かってます(笑)。 う〜ん……結局のところ、福島なんじゃないかな。旅を通して日本全国、津々浦々の人と場所と繋がって、地元に帰った時に気づくことがいっぱいあるし、“まだこんなに問題が山積みなんだなぁ”って地元の姿が明確に見え出したり、“皆しっかり生きてるなぁ”って思わされたりする、から。 “旅”というワードが何度か出ましたが、元々、旅をする人間だったの? 旅

        ④片平里菜の、これから

        マガジン

        • 『ひとのちから、まちのちから。』〜片平里菜さん編〜
          4本
        • 『ひとのちから、まちのちから。』第一回目のゲスト:花男さん
          4本
        • 日々のくらしと音楽と〜音で繋がる3人衆 つれづれ往復書簡
          11本

        記事

          ④花男くんが描いている、これから

          【③「花男くんが大切にしている言葉」から続く】 では最後の質問です。これから花男くんがやってみたいことだったり、夢や目標などを教えてください。 ちょっと大きいテーマで言っちゃうんですけど、いつか自分が燃え尽きて命の最後の日が来た時、“人生っていう旅は、楽しかったな”って思える人生を送れたら最高だなぁ。 旅だと思うんですよね、生きてることも、音楽活動も。やりたいことやチャレンジしたいことがあっても、ビビってやらないよりはチャレンジすることに向かっていくことが旅で、常に旅に出て

          ④花男くんが描いている、これから

          ③「花男くんが大切にしている言葉」とは?

          読売新聞夕刊(3月14日付/全国版)に花男くんの記事が掲載されました。今回のインタビューともつながるような内容ですのでぜひご覧ください↓↓↓ 【②「花男くんのそばにある1曲」から続く】 花男くんの座右の銘とか、大切にしている言葉は何でしょうか? すごくシンプルな言葉で、“楽しもう”っていう言葉ですね。自分がやってる「宮田モータース」っていうレーベルで嫁さんも一緒に動いてくれて子供も2人いて、“行けるところまで宮田モータースで生きてみよう”って、お金が足りなくなったら俺もバ

          ③「花男くんが大切にしている言葉」とは?

          ②「花男くんのそばにある1曲」とは?

          【①花男くんを育ててくれた街とは?】から続く 続いて、“花男くんのそばにある大事な1曲”を挙げるとすれば、何でしょうか? これはもう本当に迷ったんですけど…意外かもだけど、YUKIちゃんの「愛に生きて」っていう曲がありまして。JUDY AND MARYからソロになって一番最初に出したアルバム『PRISMIC』(2002)に入ってる1曲なんですけど、定期的に聴いてスイッチを入れてますね。 確かに、意外! ね。JUDY AND MARYからYUKIになったタイミングで、この曲

          ②「花男くんのそばにある1曲」とは?

          はじめに。それから、インタビューをどうぞ

          本編に入る前にまず、最初の最初・スタートなので。簡単にこのインタビューの紹介からさせてもらいますね。 毎月おひとりのゲストに週替わりで、以下の4つを柱にお話をしていきます。 ①あなたを育ててくれた(くれている)街はどこでしょう ②いつも自分のそばにある1曲は何でしょうか ③座右の銘や大切にしている言葉を教えてください ④これからの夢や野望や展望、などなど この4つの柱から、お話がどう派生して膨らんでいくのか。そこにも“ひと”そのものがあらわれるに違いないと思っていて、とて

          はじめに。それから、インタビューをどうぞ

          2022年3月16日23時36分

          わたしは岩手県大船渡市という三陸海岸をのぞむ土地にいました。 東日本大震災の後に完成した東北ライブハウス大作戦のライブハウス・大船渡FREAKS(以下フリークス)に。 大きく揺れる直前、フリークスのヒロポンさん(写真左)が(正確ではないのですが)こんなことを言いました。 「何か来るな、これ」 わたしは全く気がつきませんでしたが、地鳴りのようなものを感じたヒロポンさんが発した言葉のすぐ直後、ガタガタっと大きな音と共にフリークスの中の色んなものが倒れてぐちゃぐちゃになり、ラ

          2022年3月16日23時36分

          再生

          What a wonderful worldに寄せて

          おはようございます。 本当に心の中がざわざわしています。 政治的なことはこの場に持ち込みたくないとは思いつつも、力を持って行動に移すというのはいかがなものでしょうか。 ペンは剣よりも強しを信じています。 さて、先日ひさしぶりにUNCHAINにインタビューをしました。 谷川くんのボーカルを一昨年、久しぶりに耳にしまして(竹内アンナちゃんのライブにて)こんな素晴らしいボーカリストが眠ったままではいけないと強く思い、新作がリリースになったこのタイミングでお話を伺いました。 谷川くんが最近、ピアノや鍵盤を弾いているのも実はメジャーデビューということがあったから、と言った知られざるお話を聞きました。情報は近日公開しますので続きはそちらで! その、UNCHAINがメジャーデビューをしたレーベルというのはわたしが大学を卒業後に就職したレコード会社です。 その後、会社を辞めてわたしはラジオのDJになるのですが確か宇都宮のヘブンズロックで(ちょっと記憶が曖昧)UNCHAINのライブを見て、良いなぁと思ったので同期の仲良いグループのヤツ(わたしが会社を辞めても音楽の情報交換を電話などでしていた)に連絡したら、 “UNCHAIN、ウチで、俺がやるよ” まーーじーーかーー!!! なんてことがあって。なつかしい。 それから時が経って、UNCHAINもレーベルが移ったりヤツも別業種に転職したり、わたしも新しいお仕事をしたりしていますが、今回インタビューすることをヤツにも報告しておこうと電話しました。 そしてとめどなく話はつづく。で、 “とりあえずさー、コロナ明けたら、皆で会うか!” 今、わたしが毎日を生きていられるモチベーションは会社員時代のバカな同期の面々に会うという約束があること! そしてUNCHAINのライブを久々に見る日が、もうすぐあるという期待! “ちえさん、これからもよろしくお願いしますね” 谷川くんは最後まで、相変わらず音楽大好きなかわいい少年で、かわいい小動物のようでした☆ 先月リリースになっているUNCHAINのアルバム『Timeless Communications』、ぜひ聴いてみて!ね!

          What a wonderful worldに寄せて

          再生

          つれづれと、はじめてみましょう。

          昨年のクリスマスの頃。andropのライブを恵比寿ガーデンホールに観にいきました。 それは「androp“music story”act1 ~Christmas Radio~」というタイトルで、andropのライブ演奏と、ラジオを舞台にしたお芝居とがミックスされた世界で、最後はうっすらあたたかい涙が流れました。 ライブ後にandropのメンバーと会い、“新作(アルバム)をリリースして、その新作をこれまでとは違う、新しい形で届けたかったんです”といったことを話すのを聞いて、これ

          つれづれと、はじめてみましょう。