マガジンのカバー画像

【Essay】日記や思ったこと

103
運営しているクリエイター

2018年5月の記事一覧

おばあちゃんの手紙とおばあちゃんの家族について

おばあちゃんの手紙とおばあちゃんの家族について

おばあちゃんが1ヶ月か2ヶ月に一度くらい手紙をくれます。昨日もらった手紙をさっき読んでいて生きることっていいなあと思いました。

ぼくはおばあちゃんっ子で、一番怒ってくれて一番しつけてくれて、一番期待してくれて、一番誇りに思ってくれて、一番揺るぎなく味方でいてくれている、と感じる存在がおばあちゃんです。

おばあちゃんはいつも庭の手入れをしていて、小さい頃からおばあちゃんの庭仕事をそばで見

もっとみる
鶯谷に立って思い出す、自分にとっての故郷

鶯谷に立って思い出す、自分にとっての故郷

鶯谷鶯谷、字面だけは見たことあるけど、読み方すら知らなかった街。

タイフェスで賑わう代々木公園から、自分が今まで経験したことがないくらい混んでいる山手線に原宿から乗って東京キネマ倶楽部へと向かった。

鶯谷は、ネットで調べるとラブホテルが多かったり所謂治安の悪そうな街らしい。だけど、ついた途端に自分のホームグラウンドのような、なんだか落ち着く場所だなって思った。

竹の塚に行った時もそうだったし

もっとみる
「すき」というきもち。

「すき」というきもち。

「すき」という気持ちは不思議なきもち。生まれたり消えたり。あっちに行ったりこっちに来たり。

角度を変えたら見えなくなるし、角度次第では錯覚にだまされたりする。

気持ちっていうかたちのないもので、お勉強してもよくわからない生まれつき植えつけられたもの。あたりまえのようにみんなが恋したり、結婚するのが僕には不思議だった。

初めて好きになったのは女の子。だけど次は男の子。しばらく見えな

もっとみる
ヴィレッジヴァンガード

ヴィレッジヴァンガード

ビレバン。それはおもちゃ箱みたいな。ていうかガラクタ箱だな。あったら面白いけど、ぶっちゃけなくても良いものが集まる場所。

帯広っていうなんもない街にビレバンがあったのはちょっぴり不思議。札幌で十勝人に会うのはしょっちゅうあることだけど、東京で十勝人に会うなんて滅多にないこと。

地元が一緒だと嬉しくなるのはなんでなんだろうな。同じ日本人だね!はないのに、地元一緒だね!は盛り上がったりする

もっとみる

中学生を思い出す

ずっと見ようとして見ていなかったCLANNADを見ている。10年前。そう、この作品が放送されていた時、俺は中学二年生だった。

少し古くさいけれど綺麗な絵。当時のことを懐かしく思い出す。美しい夕日の描写を見ると、十勝のことを思い出す。家のベランダから見た夕暮れ。後ろの家が建っていなかった頃はとてもよく見えた。

中学校の裏の、金色に輝く麦畑の中は、本当に美しかった。牛くさいランニングコースが懐かし

もっとみる
インドカレー

インドカレー

重いものを食べるとお腹が重くなる。特に量産型のインドカレー屋はお腹がもたれてしまう。特別美味しいわけでもないのに、また食べたくなる。そしてまたお腹が重くなる。

稀に見る本当に美味しいインドカレー屋はお腹はもたれないし、もちろんとても美味しい。だけど、不思議なことに何回も行きたいとは思わなかったりする。

不思議な魅力が量産型のインドカレー屋にはあるようだ。