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自転車旅 2度目の金縛り

夜中2時、金縛りでうなされて目が覚める。うなり声を上げていたらしく旦那に大丈夫?と心配された。

正直、どっと疲れたし怖かった。それから寝るに寝れなくて目覚ましをセットした4時まで起きていてしまった。しかし、外を覗くとまだ満点の星空。

それからまた眠ることにした。結局何度か寝て起きてを繰り返して8時。太陽が照りつけてきたためテント内の温度が急上昇。あまりの暑さに飛び起きた。

テントをしまって朝ごはんがわりにお菓子を食べる。子供の頃だったら許されなかったこと。大人になると本当にどんな生活もできる。自分さえ罪悪感な苛まれなければ。

いつもよりゆっくりと支度をしていざ出発。お爺さんに遠くからなにか声を掛けられたけど独特のイントネーションで聞き取れなかった。

山形から新潟の海は本当に岩場が美しい。海も思ったより青かった。新潟より山形の方が好みだが。

道の駅笹川流れはとても小さかった。景色も他のところで見たものの方がよっぽど美しかった。なぜここにこの名前の道の駅ができたのかが不思議だ。しかも臨時休業だった。

この山形から新潟の海沿いの道はチャリダーやバイカーがとても多い。多くの方々とすれ違った。バイカーの人たちはすれ違いざまに手を上げてくれたり、親指を立ててくれたりするのだがそれが颯爽としていてカッコいい。

チャリダー同士はだいたい会釈をする。狭い国道を走っているとなかなか片手になるのが厳しいからだろうか。

景色は海から山へと移り変わっていった。さすがは米どころ。美しい稲穂がふさふさと身を寄せ合っていた。

市街地に近づくにつれて車通りは多くなり道は狭くなっていく。なんとなく下界に降りてきたような感覚におちいる。

スーパーに寄ってイートインスペースで遅めのお昼。眠気を抑えてペダルを漕ぐ。

市内の端から端までほとんどアップダウンがない。漕いだ分だけしか進まない。だからずっと漕いでるような感覚に。アップダウンがあるのもキツイがコレもキツイ。

アップダウンがないと意外にも集中力が削られる。道も悪路なので景色を見る余裕もほとんどない。

あたりが暗くなってきた頃、最後の難関がやってきた。ここにきてびっくりするほどの坂だ。絶対に自転車では登れない。しかも道幅が狭いし一方通行。

ロードバイクはバランスが悪いため押す方が大変だ。あと少しだからと言い聞かせながら登りきる頃にはあたりは真っ暗だった。

無事目的のネットカフェに到着。95kmほど走ったようだが、100km走ったときよりも集中力が欠けていた気がする。

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