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分量を減らすのは間違ってます。わんちゃんの正しいダイエットの考え方


愛犬ごはん研究所をお読みいただきまして誠にありがとうございます🌟


動物看護師としての資格と経験をもとにドッグフードメーカーで


わんちゃん、猫ちゃんの栄養相談をしています。


愛犬ごはん研究所では


「大好きな愛犬にずっと健康でいてほしい」


という想いのもと


愛犬の健康寿命にフォーカスした
愛犬家さんにとって役立つ知識を紹介していきます。


わんこのダイエットってどうしたらいいの?


最近多い相談が


太りすぎ、ダイエットってどうしたらいいの??


といった内容です。


理想体重を15~20%超えている場合や、体を触った時に被毛や皮膚や皮下組織にある肋骨を感じることができない場合に肥満に分類されます


【失敗確定】NGダイエット


あなたは

「わんちゃんのダイエット」と聞いて


何が必要だと思いますか??


●フードの量を減らす

●散歩の時間や回数を増やす

●ダイエットフードに切り替える

等が一般的なイメージではないでしょうか?


実はこのなかの


フードの量を減らす


というのは間違ったダイエットなんです


たしかに


人のダイエットでも食べる量を減らすというのはよく言われるのですが


このダイエット方法は長続きしないうえに


ほとんどがリバウンドをしてしまう


ダメダメダイエットなんです。



さらにわんちゃんの場合


空腹感がストレスになったり


必要な栄養が摂取しきれずに低血糖になったり


分量を減らすダイエットというのは絶対にしてはいけないことなんです。


ダイエットで体を壊してしまったら本末転倒ですよね。


ダイエットの目的は「健康」


ダイエットの目的は愛犬ちゃんにずっと健康でいてもらうことです。

太りすぎていると

●寿命が大幅に短縮する
●循環器と呼吸器の問題
●糖尿病
●免疫力の低下(感染やその他の病気のリスクが高まる)
●関節炎などの骨関節疾患
●心血管疾患
●シュウ酸カルシウム尿路結石


さらに、肥満の犬は、無気力になったり、やる気やエネルギーが欠如したり、運動・遊び・活動に対する努力が乏しくなりやすくなります。


小型犬でいうとパテラと呼ばれる
膝のお皿への負担も大きくなってしまいます。


正しいダイエットを行って1日でも長く愛犬ちゃんに健康でいてもらいましょう🌟



正しいダイエット



タンパク質摂取を増やす


タンパク質は筋肉の素です


しっかり摂取することで筋肉量が増えて代謝が良くなり脂肪が燃焼されやすくなります


添加物や化学合成物を避ける


もともと添加物や化学合成物は嗜好性


つまり食いつきをよくするために使われるものです


これらが入っているとよく食べるかもしれませんが


味が濃く、不必要な栄養を摂取してしまうので肥満や病気の原因になります


一切おやつを与えない


添加物と同様におやつは食いつきを良くするための化学合成物質が含まれていることが多いため


おやつを与えると当然太ります


運動を習慣付ける


これはありきたりですが

運動して筋肉量が増えることで

脂肪燃焼が促進されて痩せやすくなります


体重管理は飼い主の責任


いかがだったでしょうか?


愛犬ちゃんの健康は犬種や遺伝的なものも当然ありますが


体重や食事は飼い主がコントロールできるものです。


正しい知識をもって愛犬ちゃんとの幸せな日々を送っていきましょう(⋈◍>◡<◍)。✧♡



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