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10万円講座:キャリア官僚の読書術、速読術、ソフトスキル

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キャリア官僚のなってからの多忙が故に、磨き上げた読書術、速読術、ソフトスキルを紹介します。2日間で10万5000円したフォトリーディングの内容も記載。 東京大学、早稲田大学、京… もっと読む
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23限目:行政書士試験の結果発表(公式版)

前回、22限目の続きです。 本日1月31日、なんと、2023年11月12日に受験した行政書士の結果発表でした! (受験から日数が経過しすぎです、、、( ̄ー ̄ )) 結果は、ジャカジャカジャン! その前に今回の試験の基礎情報をお伝えします。 行政書士の勉強方法 なお、行政書士にこれから挑戦される方、再度挑戦される方向けに、以下で私の勉強方法を解説しています。 2023年試験の結果概要 受験者数は、前年度に比べて、1.8%減少しましたが、あまり大きな減少ではありませ

22限目:行政書士試験の結果速報

今まで2度にわたって解説した行政書士試験も、本日2023年11月12日(日)をもって無事、終了しました。 こんなに勉強したのは久々だというくらい勉強しました♪ やはり、前評判どおり、全然簡単な試験ではありません。 試験会場では、かなりご高齢(おそらく70代)のおばあちゃんを見かけましたし、見た目50代のおじ様が大多数でした。 おそらくは、何回か受験されている方もいらっしゃるのではないかという雰囲気でした。 行政書士試験は、短答(240点)と記述3問(60点)がありま

21限目:行政書士試験(11月12日)の勉強、二月の勝者

最近、漫画にハマっています。 二月の勝者(高瀬志帆)という漫画を読み、私の体験した大昔の中学受験@東京と比べて、いまの異様な中学受験ブームを知りました。 なんと、今では、東京の小学生の4人に1人が中学受験をするようです!!! 私は千葉県のSAPIX(という中学受験塾)に小学5年生から電車で通っていました。 母親の多大なサポートがあり、運良く第一志望の中学に合格を果たしました。 しかし、当時は、塾の友達と楽しく勉強をして、ストレスを感じた記憶はありませんでした。 何と

20限目:働き方シリーズ(30代、40代、定年後の働き方)

前回の19限目とは全く異なる話題です。 2023年8月~9月にかけて購入した「働き方」についての本はテーマ毎に紹介したいと思います。 <定年後の働き方>日本人の人口比率を反映しているのか、最近、定年後の働き方に関する書籍が多く出版されています。私の世代は、定年後の年金も期待できないため、定年後も働き続けなければならない!と思い、気になって手に取りました。 ほんとうの定年後(坂本貴志) 定年後の貯金を心配する日本人は多いが、定年後は消費意欲がないため、持ち家があれば、生活

19限目:行政書士試験の勉強法(読書術・速読術の活用)

本日は、最近、脚光を集める行政書士の試験の解説をしたいと思います。 合格するための勉強は、社会人として役立つものばかりで、読書術・速読術を活用できる内容になっています。 どのぐらい人気なの? 日本でのコロナ感染の初確認は、2020年1月15日でした。 2020年(令和2年)の行政書士試験の受験者数は、41,681人でしたが、2021年(令和3年)は、47,870人になり、約15%増加しています(合格率は、10.7%→11.2%になっています)。 2022年(令和4年

18限目:安倍晋三回顧録(官邸一強?忖度文化?霞が関の省庁)

桐島は、安倍政権の経済政策に興味を持っていたため、早速、「安倍晋三回顧録」を読了しました。 長期の安倍政権により、官僚の忖度文化が根付いた、と巷では言われていましたが、安倍元総理から見た光景は異なっていたようで、驚愕しました。 霞が関の関係省庁に関連する箇所を抜粋したいと思います。 財務官僚、経産官僚、外務官僚、警察官僚のカラーの違い 官庁によって、全くカラーが異なることを、安倍元総理が指摘しています。 厚労省関係 厚労省は、2001年に労働省と厚生省が統合して出

17限目:世界インフレの謎(速読術講座:経済編)

食品の値上げラッシュが続きそうです。皆様の生活にも直接関係ある話題ですね( ;∀;) 上場する主要食品メーカー105社が実施した(2022年)10月の品目数は約7000に上っていて、11~12月分の予定も含めると、年内の値上げ予定品目数は累計2万品目を超えます。 バブル崩壊後の30年を見ても、異例な規模での値上げが行われています。 さて、色々なニュースが出ているなか、 ●日本経済(物価)に何が起きているのだろうか? ●今後、物価はどう変化するのだろうか?(更なる値上げが

16限目:久々の地方の大学生向けの講義(速読術講座)

久々に、長崎の大学に行って2日間(2022年6月14日、15日)にわたる速読術、東南アジアの講義をしました。 熱心な学生の方ばかりで15日は丸一日中キャンパスにいましたが、傍にいる学生から質問を始終あり、目をつぶって休憩する時間が全くありませんでした。2泊3日の長崎滞在とはいえ、充実した時間でした。 12人の学生に聞いてみたところ、1日あたりスマホを見ていたり利用している時間が、5~10時間でした。 ほとんどの学生が、意識的にスマホを活用するのではなく、スマホの奴隷状態

15限目:地方の大学生向けの講義(速読術講座のフォローアップ)「おもしろい人」の会話の公式

ご無沙汰しております。桐島です。 最近、仕事が忙しかったため、ブログの更新が疎かになっていました。 しかし、一段落して、久々に更新していこうと思います。 2022年6/12と13の2日間に渡って、4/18、5/2に開催した読書会のフォローアップを、それぞれの日程6名ずつでしました(過去のイベント詳細は以下の11限目です) そこでは、以下のコメントがあり、驚きました。 講座を聞いただけで終わってしまう人が多い、というのが世の常ですが、Aさんは、スピード感を持って実践してく

14限目:地方の大学生向けの講義(お笑い入門、「おもろい人とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある♪」紳竜の研究、ウケる技術)

ご無沙汰です。さて、今回のお題は「お笑い」です。(笑) 桐島は、東京出身ですが、大学中に華麗なる関西留学を果たしました。 私が通った京都の大学は、大阪人比率が約半分でした。 東京出身の私は、偏見の塊でした。 それは「関西人はみんな、おもろい」「ボケ、ツッコミは会話の基本で、会話には絶対オチが必要」という偏見でした。 しかし、結論から言えば、関西人には、おもしろい人もいるし、おもしろくない人もいるというのが事実でした。(いまから思えば当たり前) しかし、私は、おもしろ

13限目:地方の大学生向けの講義(トビタテ!留学JAPAN生⇒オックスフォード大学生レベルへ)

トビタテ!留学JAPAN生に触発されて、「トビタトウ!留学JAPAN」という団体があれば、加入したい桐島です。 さて、トビタテ!の参加者から、前回の12限のスライドに関して質問を受けました。 「私は、文系の学生です。学部卒だと、確かに3年間しか勉強しないという超低学習歴人間になってしまいますが、どうしたらよいでしょうか?」 まずはじめに、日本の学部生であることに危機感を持っていただいたことに感謝します。 1.学生とは何か、2.世界の大学が学部生に期待するのは何か、3.

12限目:地方の大学生向けの講義(トビタテ!留学JAPANの今後を考える)「大学は何処へ」

一昨日、無事、トビタテ!留学JAPAN向けの講座が終了しました。 準備に沢山の時間がかかりましたが、結果として、参加者全員から「大変満足」という100%の高評価をいただき、やりがいを嚙み締めました。 今回、機会を与えて下さったトビタテ事務局の方、そして参加者の方に、この場を借りて、感謝申し上げます♪ さて、前回11限で、3冊を手に取って速読をしましたが、今回「大学は何処へ(吉見俊哉)」を精読しました。 理由は、私が、以前から日本の教育に強い関心を持っていて、 この本の帯

11限目:地方の大学生向けの講義(トビタテ!留学JAPAN)「トビタテ!世界へ」「大学は何処へ」「文部科学省」

GW始まりましたね。桐島です。 私は、最近、「トビタテ!留学JAPAN」の参加者を対象に速読術講座を開催しています。 ※「トビタテ!留学JAPAN」とは、2013年に文部科学省を中心として始まった官民協働の海外留学支援制度 10万円の実践的速読術 講座のタイトルは、 「10万円の実践的速読術教えます!●●省キャリア官僚の高度インプット術」というものです (笑) 煽り系の宣伝ですが、私は国家公務員で、それなりのノブリスオブリージュ(お金に困らずそれなりに恵まれた家庭・社会で

10限目:地方の大学生向けの講義(佐藤優の速読術、読書の技法)

桐島です。本日は、前回の立花隆さんに続き、知の巨人と言われている佐藤優さんの速読術を紹介します。紹介するのは以下の本です。 佐藤本は、大量に出版され過ぎていて、読書関連の本も複数冊出版されていますが、初期の書籍であること本が一番網羅的でまとまりが良いです。 その他は、この内容を簡単にまとめたコピー本の類なので注意が必要です。 佐藤さんは、速読を「超速読術」と「普通の速読」に分けています。 「1.超速読術」と「2.普通の速読」 1.超速読=5分程度で書籍を読む、試し読み