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映画館へ行こう-2023年10月~12月-

 阪神タイガースが18年振りの優勝、38年振りの日本一に湧いた昨年の秋冬、観た映画は日本が舞台の映画のみになりました。
 やはり映画館はいいなぁ~鑑賞料金は高くなったけど仕方ない、本音はこれぐらいで止まって欲しいけど、、、

・ミステリという勿れ 監督:松山博昭 脚本:相沢友子

 原作はアニメで主演は管田将暉 漫画、テレビ放送を知らないので新鮮に観れました。脚本がよく作られていて観終わった後 “は~、なるほどね” と思いました。内容は、広島の名家・狩集家をめぐる遺産相続の話
 父親の死を不審に思い、その解明を久能整(菅田将暉)に依頼する。依頼者は原菜乃華演じる狩集汐路 色々調べて行くうちに、名家の過去が色々暴かれて少し怖くなりましたが、表現の仕方が独特で現代にも通じることだなと思いました。(観た人は分かる)
 ま、最後はハッピーエンドで良かった良かったって感じです。少しだけですが舞台が広島ということで景色、風景も楽しむことが出来ました。

・アナログ 監督:タカハタ秀太

 原作は北野武の本、この映画は二宮和也ファンの友人に誘われて鑑賞 
可愛い質のいいラブストーリ-だったのが私の感想です。北野武はマザコンのロマンティストなんだなと思いました(マザコンは本人が言っていた)
 手作りが好きな建築デザイナーの悟(二宮和也)が自分が手がけた喫茶店ピアノでみゆき(波留)に出合い、一目ぼれする。連絡先を交換するにも携帯を持っていないみゆき、毎週同じ曜日、同じ時間にピアノで会いデートをするようになるが、自分のことを一切話さないみゆきだが好きになっている悟は一緒に居られるだけで幸せだった。しかし、そんな時間も長くは続かずあることが原因で離ればなれになった。
 ピアノのマスターを好きなリリーフランキーが演じていて良かったと思う反面、残念だったのは日本在住の外国人モデル?が見合っていなかった。違う人居ただろうと思った。
この映画もハッピーエンドなので優しい気持ちになりたい人はオススメです

・ゴジラ-1.0 監督:山崎貴

 ゴジラは1954年日本の東宝が公開した特撮怪獣映画が始り。ゴジラはゴリラ+クジラの造語。特撮は男の子が見るものと勝手に思っていて、女子の私は大人になっても触れることはなかった。余談ですが、子供の頃は着ぐるみが怖くて泣き叫んでいました。
 では、何故今回は観たのかというとVFXの技術に興味が湧いたからです。感想はどうだったかというと “すごい” この一言が出ました。でもそれだけではなく、物語が良かったです。
 戦後の日本、復興に力を注ぐ民、神木隆之介演じる敷島浩一が浜辺美波演じる大石典子が出合い物語の本編が始ります。海外公開の後インタビューでとある観客が物語に引き込まれたと言っていて、でしょう?と突っ込みたくなった。
 VFXの場面は本物と見間違うほどの出来で、違和感はなかった。これからどんどん進歩していくのだろうな

・パーフェクト・デイズ 監督:ヴィム・ヴェンダース

 役所広司がカンヌで主演男優賞を受賞した作品 首を長くして公開を待っていた映画
 東京の公衆トイレ掃除を生業としているヒラヤマ、朝起きて仕事に行って銭湯に行って居酒屋寄って本を読んで就寝 ただこれだけの映画 前半ヒラヤマの台詞がほとんどなかったので、何を感じて思っているのか推測しながら観ていました。映像がヴェンダースらしくて避暑地にいるような感覚になりました。所々設定が “ココ日本だけど” と思うところがあったけど、そこはご愛嬌ってことで。
 それにしても東京の公衆トイレっておしゃれでハイテクなものも多いですね。それを維持しているのはこのヒラヤマのような人が綺麗に保ってくれているからと改めて思いました。
 エンディングの役所広司の演技はこれまでとは違う何かが漂っていました

 今年も劇場に足を運んで沢山の映画を観たいなと思っています。ミニシアターでインディーズ系の映画も観るのもいいですよね。または、個人がやっているような映画館で昔の映画を見るもよし、ですね

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