「人を真似るのはパクりだよ」
著作権という権利があるおかげで、
みんな人をあまり真似なくなった。

自分だけで課題を解決しようとすると、
必ずどこかで行き詰まる。
なぜならそれだけこの世は複雑だからだ。

そんな行き詰まった時に、
できた人と同じ方法を試してみる。
いわば、アイデアを受け継ぐ、ということだ。

なぜこんなにも真似を嫌う人が多いのか。
その人がいないと自分ができない、という事実を、
人から言われるのが嫌だからなのか。

でも、そんな考え方は僕はおかしいと思う。
みんな必ず赤ちゃんに産まれて、
そこから今までの間ものすごい人の真似をしてきたから。
立つことを親から学んだり、
箸の持ち方、
漢字、計算など。

学ぶということは、誰かの真似をするということ。
逆にいえば、誰かの真似をしないと学べないし成長できない。
そう思っている。

だから、もう少し
人の真似をする、というハードルを下げたほうがいいと思う。

人の真似をすることで、また新しいアイデアが生まれ、
それを誰かが真似してまた新しいアイデアを生む。
これの繰り返しによって、人類は発展していく。

人はみんな、家族である。
そんな家族の中で、アイデアを共有しやすい世界が、
僕たちが目指す世界だと、思った。

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