こんにちは、赤子です。
今回は私の祖父母について。

両親がそんなに仲良くない私にとって、理想の夫婦は祖父母です。
お互いを想い合っているという意味での理想です。

典型的な家父長制
何かあるとすぐに祖母の名前を大声で呼ぶ祖父
料理・洗濯・掃除など家事を全て行う祖母
基本的にソファに座りテレビを見る祖父
キッチンから寝室まで歩き回っている祖母
何を決めるにしても最終決定権を持つ祖父
祖父をおじいちゃん、お父さん、と呼ぶ祖母と、名前を呼び捨てにする祖父
柔らかいものしか食べられない祖父に合わせて毎日おかゆを食べる祖母
たまに子どもや孫とご飯を食べるときの口癖は「久しぶりに普通のご飯を食べたわ」

この関係性は決して理想ではない。
そもそもの社会が変わっているので比べようがないと言ったら嘘になるけど、将来結婚したとして、豊かな生活や私のメンタル面のために共働きは必須だろう。老後に家政婦みたく働くのはごめんだ。

悪く言えば共依存だけれど、それでも二人を微笑ましく思うときもある。

先日、祖父母の誕生日祝いに外食した。
食事のときも、普段通り祖父に美味しい？食べられる？と何度も聞いていた祖母。そんな祖母の目の前で、祖父は「じいちゃんがここまで生きられたのは、ばあちゃんのご飯のおかげ」と孫の私に言った。

そのときの半歩下がる良妻賢母ようで、でも嬉しそうに微笑む祖母の顔は忘れられない。

上下関係があるように見えて、本当にお互いを大事にしている。
60年以上連れ添った二人にしかわからない世界がある。

強い結婚願望はないけれど、寄り添って生きていける誰かがいるのはとても羨ましいし、理想的だ。
ちなみに二人は年は違えど同じ生年月日。
そんな人がいたらきっと運命を感じるだろうなぁ。

余談だが、祖母が「たくさん病気してるおじいちゃんがまさかここまで長生きするとは思ってなかったよ～」と言ったのには笑ってしまった。

二人ともお誕生日おめでとう！長生きしてね～～^^

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。