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休職者を防げ! メンタルヘルス不調予防のための3つの方法

皆様、こんにちは。
「心理学で活かす!」のDIL:Dunamis Istolia Linkです。

本日はメンタルヘルス不調による休職者を防ぐための「予防」の考え方、方法についての記事となっております。

予防の効果と重要性につきましては、以前ご紹介した記事 https://note.com/dumamis/n/n00fe61dd5c7dw   もご覧ください。

予防の3分類

予防には、対象とする人の状態に応じて、三段階に分類されています。
具体的には、問題の発生を抑える一次予防、問題の早期発見、早期対処を行い悪化を防ぐ二次予防、メンタルヘルス不調に対する偏見、差別などによる二次的な被害を抑える三次予防となっております。以下では、それぞれの段階での具体的な方策などをご紹介するとともに、DILでできることもお伝えいたします。

一次予防

一次予防の代表的なものは研修、プログラムなどです。全コミュニティを対象にして行われるものもあれば、入社、昇進などの特定のタイミング、対象に合わせて行われることなどもあります。

例えば、入社と同時にストレスマネジメントのためのセルフケア研修を行ったり、昇進して部下を持つ職員のためのリーダーシップやコミュニケーションなどを行う方法などが考えられます。

もちろん、これらの研修は弊社でも実施可能です。1時間あたり55,000円〜提供しております。ご関心を持って頂けましたら、お気軽にお問い合わせください。

二次予防

二次予防の代表的なものは、ストレスチェックです。ストレスが溜まっているかどうか、自分では意外にも気づけないものです。ストレスチェックでは、現在のストレスがどの程度溜まっているのか客観的に把握することで自身の状態に気づくことができます。また、単純にストレスの程度を把握するだけでなく、どのようなことがストレスの要因になっているのか、ストレスの影響が心身にどのような影響を与えているのかを知ることができ、ストレスケアの指針を立てるためのツールとしても活用することができます。まさしく、早期発見、早期対処に有用です。

2015年から50人以上の事業所では、ストレスチェックの実施は義務化されています。これに伴い、50人未満の事業所でもストレスチェックの導入は進んできています。従業員のストレスの影響が深刻になる前に発見し、対応することができれば、長期の休職、離職などを未然に防ぐことが可能です。

ストレスチェックに、ご関心を持って頂けましたら、お気軽にお問い合わせください。

三次予防

三次予防として可能なアプローチは、①.従業員へのカウンセリングの提供、②心理専門職による管理職へのコンサルテーション、③.職場での働き方における環境調整などのアプローチがあります。

①. カウンセリング
従業員へカウンセリングを提供することで回復のプロセスを促進したり、再発予防が期待できます。

②.コンサルテーション
従業員の方への心理検査を実施して理解を深める。管理職の方からの見え方、関わりで苦労していることをお聞きする。本人の同意が得られた場合にはカウンセリングで得られた情報なども踏まえて関わり方のポイントについて検討します。

③.環境調整
精神疾患、障害などがあっても働き続けることができ、本人の力を発揮することができる就労環境を提供します。その際に、他の従業員へも偏見や差別に繋がらないように説明をするなどの配慮も必要となります。このような場面でも専門家によるコンサルティングを活用することは可能です。

上記のカウンセリング、コンサルテーションなどは必要なニーズに応じて組み合わせて提供することが可能です。詳しくは、以下のサービス一覧をご覧ください。

いかがでしたでしょうか?
ご関心を持って頂けましたら、お気軽にお問い合わせください。





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