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【仕事もムードを大切にする】

こんにちは。

Takashiさんです。


今日は

『仕事もムードを大切にする』

について考察していきます。


仕事は

「思考」

「数字」

「科学」

「証拠」

「論理」

「データ」

etc

これらを基軸にして
具体的且つ目に見える形で
分かりやすく提示する事を
重視されています。


もちろんその通りです。

何となくの感覚だけで突き進むと
深刻な事態になりかねません。


私も過去に鍼灸整骨院を独立開業した際
上記の項目を直視しないまま
自分の勘と経験で判断した為に
最悪の結果を招きました。
 
客観的に分析する事で
今後どうしていくのか
方向性が見えてきます。


しかし
一方で感覚を参考にする事によって
新たな氣付きや学びもありました。

それは私が管理職時代に
スタッフとの距離感を
上手く保つ事に活かせました。


管理職に成り立ての頃は

「責任者はリーダーシップを発揮する必要がある」

「スタッフになめられないよう威厳を持っておく」

「鬼軍曹スタイルでビシビシと教育していく」

etc

いわゆる体育会系スタイルで
鬼気迫る態度で接していました。


仕事中スタッフに指摘する時は
遠慮なく感情を込めて
対応していたので
殺気立っていました。

ピリピリした空気が漂い
チーム全体が殺伐とした状態です。


思い返すと恥ずかしさと
情けなさが込み上げてきます。


スタッフを指導する時に
自分が感情的に激昂している事で
相手を萎縮させて拒絶反応を
引き起こしています。

するとスタッフは心を開かず
本音で接して来なくなります。


やがて
陰で愚痴や不平不満をこぼすか
全くコミュニケーションを
取らない状況に陥ります。

ストレスは溜まっていき
一緒に仕事したいと思えなくなり
最終的に退職する流れに向かいます。


思いやりのかけらも無い責任者は
スタッフが辞めたいと申告して来るまで

「自分の言行は正しい、間違っていない」

「自分は適切なリーダーシップを取っている」

「自分の勇ましい態度が威厳を保てている」

etc

愚劣極まりない発想を抱いています。


スタッフに言われて
考えを改めるならまだしも
強引に自分の信念を貫こうと
暴走する場合もあります。

もはや「裸の王様」状態です。


裸の王様とは
身の回りに批判者や反対者がいないため、
本当の自分がわかっていない権力者の比喩として用いられる。
                                    wikipedia


まだ冷静な表情で数字やデータを使い
改善点や向上点に対して
論理的な根拠を示して対応するほうが
俄然納得がいくと思われます。

ロジックによって
整合性を合わす以前に
信頼関係を築ける場に
していない事が問題です。


責任者、リーダーの仕事は
スタッフが伸び伸びと楽しく
志を持って熱中出来る環境を
整えて提供する事です。


その場を作る要素こそが

ムード(雰囲気)


です。


中には

「仕事にムードは一切不要である」

「論理で筋道を立てて説明出来れば良い」

「感覚に流されると決断を見誤ってしまう」

etc

難色を示す方もおられるでしょう。


これも陰陽のバランスです。

全て論理的思考一辺倒で進むと
屁理屈をこね回す人が増えて
感情を軽蔑する動きになります。


もし私生活でパートナーと

「オシャレなお店でゆっくりと食事している時」

「景色の良い場所でのんびりと寛いでいる時」

「ホテルでロマンティックをしている時」

etc

男性が女性に対して
自分の博識や自慢話を
ああだこうだと語り始めると
どうなるでしょうか。


一瞬にして女性は冷めてしまい
その場から立ち去るでしょう。

※お互いに信頼関係が出来ていて
 女性が男性を手のひらで転がすように
 余裕の態度で扱っていれば
 傾聴するかもしれません。


せっかくの良いムードが台無しです。

女性はムードを大切にしているので
男性は女性に喜んでもらえるように
丁重に配慮する事です。


仕事も恋愛と同じです。

社長、リーダー、責任者だから
スタッフを権力で従わせて
好き勝手にやりたい放題すれば良い
という事ではありません。


もちろんビジョンや方向性を
具体的に示し、背中を見せて
リードしていく事は必要です。

同時にチームが一致団結して
協力出来る雰囲気の場を
提供する事を決して
怠ってはいけません。


重要事項の選択に関しては
冷静にニュートラル状態で
判断する事が好ましいです。

柔軟力、適応力を取り入れて
臨機応変に対処する事です。


スタッフに指摘する場合は
下記の3つのアプローチを取ります。

1.落ち着いた態度で接して傾聴し
  相手が受け答えしやすい場にする
  
2.数字やデータを用いて
  具体的且つ論理的な根拠を示す

3.本人が自分で氣づきすぐに
  行動を取るような質問を行う


論理、感情、行動の
バランスを上手く取って
良いムードで仕事を
楽しみましょう。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたにとって
ムード(雰囲気)とは何か
教えてください。


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