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LGBTと幼児教育

多様性を認めていこうという動きが世界中で叫ばれており、日本でも少しずつではあるが、差別を無くしていこうという活動がみられるようになってきた。
しかし、性的マイノリティーの自殺率はいまだ高い傾向にあるという事実から、家庭における教育の中でも、子供への教育がこれからの未来をつくる上で大切なのではないでしょうか?

一般的に4歳児では、自分の性別や身体的特徴について認識、理解し始めているようです。では、性別、嗜好に対してどういった教育が望ましいのか?

「性や性的嗜好に関することを幼少期に教え伝えることが、どれだけLGBTの人たちにとって残酷か」、「10代の多感期に教えれば良い」などといったコメントもありましたが、わたくし個人の考えでは、「性」ということだけに絞らずに、多様性を肯定できるような考えを育むことが幼少期には大切だと思います。

子供は基本性善説です。
人との違いを受け止めるだけの器は、大人のそれよりも大きいと思います。

肌の色が違おうが、どんな言葉を話そうが、誰を愛そうが、どんな服を着ようが、どんな髪型にしようがなんてことは関係なく、子供たちが自分自身でいられて、自分自身であることに誇りをもって成長してもらいたい。また、その「違い」に関わらず他者を愛してほしい。

この「誇り」と「共感」を育むことは、世界中の偏見や憎しみに対抗し、
より親切で平等な世界をつくりあげると思います。

”いじめ”についても、周囲と違うことが原因となっていることも多くあり、背景として「周りと違うこと」に対しての潜在的な悪い感情論が根付いていると思います。

そういったものを少しでも減らしていくために、他者との違いを受け入れられる人となることが必要だと思います。
そして、幼少期にはその土台となる「自己肯定」を育むべきだと考えます。 

自分が自分のままで良いということがわかっていれば、
自然と「他人も他人のままで良い」となるのではないでしょうか。

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