海外 EdTech 通信

海外 EdTech 通信

最近の記事

フィンランドで言語教育が盛んな理由とは? 政府の取り組みとEdTech スタートアップ | フィンランドEdTech #7

この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/8/21 に公開した記事を移行したものです フィンランドは、人口約500万人の小さな国です。企業も人も、成長するためには早く国際化し、外国のマーケットに出ていかなければなりません。つまりフィンランド人は外国語学習の必要性に迫られていると言えます。また歴史的な背景から、現在もフィンランド語とスウェーデン語を公用語としており、さらに少数派ではありますが、サーミやロシア語を母語とする人々も存在するなど、フィンランド国民の母国

    • 新型コロナへのフィンランド教育の対応 | フィンランドEdTech #6

      この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/7/10 に公開した記事を移行したものです 今回の記事では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、フィンランドの教育の変化について解説します。日本と同様、学校閉鎖を決めたフィンランドですが、学習機会の平等性の観点から5月には学校再開を決定しました。その背景にある政府・企業・学校の対応とそれぞれの意見についてご紹介します。 今回扱うトピック ・新型コロナのフィンランドへの影響 ・政府:教育に関する新型コロナへの対応 ・

      • Smart Learning Environments for the Futureとは? 前編 | フィンランドEdTech #4

        この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/5/22 に公開した記事を移行したものです フィンランドでは、6Aikaというプロジェクトのうちのひとつに、Smart Learning Environments for the Futureがあります。これは、特にスマートラーニングの製品やサービス、技術を開発するEdTech企業が開発段階でユーザーとの共創することをサポートするプロジェクトです。 この記事では、Smart Learning Environments

        • どんなサービスが主流なの?今後のトレンドとは? | フィンランドEdTech #3

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/4/17 に公開した記事を移行したものです 一言で Edtechと言っても、対象者や内容によってサービスは様々です。この記事では、フィンランドのEdTechにおける7つの分野を紹介し、それぞれの傾向やサービスを紹介します。また、フィンランドEdTechの現状と今後のトレンドを解説します。 今回扱うトピック ・フィンランドEdTechの7つの分野 ・フィンランドEdTechの現状と今後のトレンド フィンランドEdT

        フィンランドで言語教育が盛んな理由とは? 政府の取り組みとEdTech スタートアップ | フィンランドEdTech #7

          EdTechスタートアップを生み出す都市エスポーのエコシステム | フィンランドEdTech#2

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/2/28 に公開した記事を移行したものです フィンランドの首都ヘルシンキ(Helsinki)から電車で10分ほど西に位置する、フィンランド人口第二位の都市エスポー(Espoo)市。市の名前をご存知の方は少ないかもしれませんが、同市にあるアールト(Aalto)大学の名をご存知の方はいらっしゃるかもしれません。 実はエスポー市はここ数年間、行政がEdTechが生み出されるエコシステムを整備してきたことで注目を集めてきてい

          EdTechスタートアップを生み出す都市エスポーのエコシステム | フィンランドEdTech#2

          教育とスタートアップの国、フィンランドーEdTechの現状全部見せます! | フィンランドEdTech#1

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2019/11/22 に公開した記事を移行したものです 日本で教育先進国として知られるフィンランドのEdTechについて紹介していきます。 この記事では教育とスタートアップの二つの側面から見ていきます。 今回取り上げる項目 ・教育  質の高い教育を国を挙げて実現、その戦略はICT教育に向きつつあり、要注目 ・スタートアップ  世界的なコミュニティイベントも生まれるスタートアップのホットスポット 質の高い公教育世界水準

          教育とスタートアップの国、フィンランドーEdTechの現状全部見せます! | フィンランドEdTech#1

          アリゾナ州立大学でのEdTech開発動向 | 大学とEdTech #2

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/5/29 に公開した記事を移行したものです 「大学とEdTech」と題したこのシリーズでは、海外の大学が EdTechサービスの開発やスタートアップの育成にどのような役割を果たしているのか紹介しています。 第1回のハーバード大学の事例に続き、第2回の今回は、アメリカのアリゾナ州立大学における取り組みを紹介していきます。 今回扱うトピック ・前提:アリゾナ州立大学の概要 ・教育の側面での取り組み ・研究開発の側面での

          アリゾナ州立大学でのEdTech開発動向 | 大学とEdTech #2

          ハーバード大学でのEdTech開発動向 | 大学とEdTech#1

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/4/10 に公開した記事を移行したものです 日本のEdTechサービスと比較した海外動向の特徴のひとつに、大学の存在感の大きさがあります。海外では、EdTech領域のサービスやスタートアップを生み出す過程に、大学が積極的に管理している事例が比較的多く見られるのです。国内の有力サービスで、大学がその開発に深く関わっているものはまだあまり見られませんが、海外の事例において大学がどのような役割を果たしているのかに目を向けるこ

          ハーバード大学でのEdTech開発動向 | 大学とEdTech#1

          中国教育ニュース通信2020年4月号 | 中国EdTech#32

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/5/1 に公開した記事を移行したものです 4月の中国の教育関連のニュースをまとめてお伝えしていきます。 今週の注目は、新型コロナの流行が落ち着いてきた中国が、オンライン学習の整備や学校再開に向けてどんな取り組みをしているかです。 引用元は芥末堆というニュースメディアの週ごとのニュースまとめを翻訳したもので、政府の政策から企業のサービスや統合、大学や社会の動きまで幅広くカバーできます。 それでは見ていきましょう。 今回

          中国教育ニュース通信2020年4月号 | 中国EdTech#32

          中国教育ニュース通信2020年2月号 | 中国EdTech#26

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/3/6 に公開した記事を移行したものです 2月の中国の教育関連のニュースをまとめてお伝えしていきます。 引用元は芥末堆というニュースメディアの週ごとのニュースまとめを翻訳したもので、政府の政策から企業のサービスや統合、大学や社会の動きまで幅広くカバーできます。 今月は新型コロナ対策が中心になります。 それでは見ていきましょう。 今回扱うトピック ・ニュース ・政策 ・地方 ニュース1/20:京東教育が『2019

          中国教育ニュース通信2020年2月号 | 中国EdTech#26

          中国教育ニュース通信 2020年1月号 | 中国EdTech#22

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2020/1/31 に公開した記事を移行したものです 中国EdTechに引き続き、これからは月に1度のペースで中国の教育関連のニュースをまとめてお伝えしていきます。 引用元は芥末堆というニュースメディアの週ごとのニュースまとめを翻訳したもので、政府の政策から企業のサービスや統合、大学や社会の動きまで幅広くカバーできます。 それでは見ていきましょう。 今回扱うトピック ・学校政策 ・高考改革 ・規制 ・サービス ・大学 ・社

          中国教育ニュース通信 2020年1月号 | 中国EdTech#22

          幼児教育サービスを解説!ー注目サービスと今後の3トレンド(後半) | 中国EdTech #10

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2019/10/25 に公開した記事を移行したものです 第9、10回は、中国EdTechの幼児教育を前後半に分けて解説しています。 後半は、中国の幼児教育サービスの市場概観を簡単にまとめました。そのあと幼児教育サービス全体として3つの特徴を紹介します。最後に今後の展開を考えます。 今回扱うトピック ・急成長する幼児教育サービス ・中国幼児教育サービスの3つの特徴 ・今後のトレンドは? 急成長する幼児教育サービス市場規模は4億

          幼児教育サービスを解説!ー注目サービスと今後の3トレンド(後半) | 中国EdTech #10

          幼児教育サービスを解説!ー注目サービスと今後の3トレンド(前半) | 中国EdTech #9

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2019/10/18 に公開した記事を移行したものです 第9、10回は、中国EdTechの幼児教育を前後半に分けて解説します。 前半となる今回は、まずそもそも幼児教育サービスとはどういうものなのかを解説します。そのあと具体的にどのようなサービスがあるのか、大きく4つのグループに分類し、マッピングして紹介します。同時に代表的なサービスの内容を見ていきます。 今回扱うトピック ・そもそも幼児教育サービスとは? ・幼児教育を4つに

          幼児教育サービスを解説!ー注目サービスと今後の3トレンド(前半) | 中国EdTech #9

          BATのEdTech戦略まとめ(2)(百度編) | 中国EdTech #8

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2019/10/11 に公開した記事を移行したものです 2回連続で、インターネット大手の百度・騰訊・アリババ(所謂BAT)のEdTechサービスを解説していきます。 第8回では、その中でも最もEdTechへの参入が進んでいる百度の事業と戦略を見ていきます。 今回扱うトピック ・復習 BATのEdTech戦略と動向 ・百度のEdTech戦略 復習 BATのEdTech戦略と動向 前回も触れたように、中国のインターネット産業

          BATのEdTech戦略まとめ(2)(百度編) | 中国EdTech #8

          BATのEdTech戦略まとめ (1)(騰訊・アリババ編) | 中国EdTech #7

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2019/09/27 に公開した記事を移行したものです 第7、8回は2回連続で、インターネット大手の百度・騰訊・アリババ(通称 BAT)のEdTech事業を解説します。 彼らの基軸となっているサービスとの関連の中でBATのEdTech戦略を見ていきたい思います。 まだ競争が沈静化していない中で、もともと教育系ではない企業もEdTechに進出しています。ここではその中でも特に、中国インターネット大手の3社のBATの動向を解説しつつ

          BATのEdTech戦略まとめ (1)(騰訊・アリババ編) | 中国EdTech #7

          全国に展開する留学塾、新東方を解説 - ライバル好未来との違いとは? | 中国EdTech #6

          この記事は株式会社BEILリサーチブログにて 2019/09/20 に公開した記事を移行したものです 第6回では、好未来と双璧をなす中国教育大手の新東方についてまとめます。 前回と同じように経営状況、サービス、投資の3つの側面から新東方を解説していきます。 分析を通して、新東方と好未来、両者の戦略の違いはなんなのか、解きほぐしていきます。 今回扱うトピック ・中国最大の留学塾、新東方とは? ・売上は好未来の1.5倍!新東方の経営状況 ・新東方のサービスと強み ・教育分野

          全国に展開する留学塾、新東方を解説 - ライバル好未来との違いとは? | 中国EdTech #6