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生まれながらにして高貴な人々

世の中には、有名になりたくて仕方がない人もいれば、生まれながらにして高貴な人もいる。

タブロイド誌の表紙がロイヤル達の顔で飾られるのはこの国だけではないであろうが、この国のロイヤル達は、良きに付け悪きに付け、頻繁に話題にのぼる。彼らの一挙一動はマスコミに把握され尽くされている。

ノーベル賞受賞晩餐会において、御姫様の一人のドレスから下着が見えていた、御姫様の一人と結婚した民間人の王子様の時計が、最近高級品に変わった、王子様が俳優のオーランド・ブルームと酷似している、彼らの夫婦仲に関する煩雑な出来事、王子様と結婚した女性の複雑な過去等々。

彼らの一挙一動を追っていると、彼らはロイヤルである以前に、感情のある生身の人間であることを認識させられる。

通常の人間をロイヤルに変貌させるものは、その、価値が桁違いの礼服であろうか。


18世紀の初頭



何故君がここに?

後ろ姿から哀愁は…感じられない


ロリータファッション?



ロイヤルマーク付きの室内履き


女優ヴィヴィアン・リーのウェストは非常に細かったらしいが、ロイヤルも楽ではない


スーベニア店で見つかりそうな剣


19世紀半ばの子供ロイヤルのドレス



権威の象徴として帝衣等に使用されたロイヤルパープル染料、海産巻貝から非常に手間を掛けて染抽出するため非常に高価である


現在は漫画ロイヤルという催しが行われている。漫画のタッチは日本的であるが、描いたのは全てスウェーデン人である。Mangaという言葉が世界語として定着しつつある。


ご訪問を下さり有難う御座いました。

今回は王族歴史博物館からロイヤル達の礼服を紹介させて頂きました。


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