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お客様が神様なら私たちは天使になる。【仕事エッセイ】

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著書「それでもお客様は神様ですか?」のその後の未公開エッセイ。サービス業の仕事・接客・人間関係・その苦悩について書いたものです。
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2019年5月の記事一覧

あの日の勇気と過ちと。

あの頃、家電製品の修理を受け持つSさんというサービスマンの方がいらっしゃった。Sさんは、…

青木詠一
5年前
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笑顔のない彼女。

私のとても身近なところに、まったく笑わない人がいる。その人は女性で、もう30は過ぎたくら…

青木詠一
5年前
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素敵な笑顔の連鎖

不思議なくらいに、とても充実した一日。食品スーパーは切りがないくらい忙しい。いつもは仕事…

青木詠一
5年前
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電器屋でお客様がお金を貸してほしいと言った日。(後編)

前編のあらすじ。 ある日のこと、女性のお客様から洗濯機が壊れたので、今日の日替わり商品を…

青木詠一
5年前
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電器屋でお客様がお金を貸してほしいと言った日。(前編)

随分と、昔の話ではあるけれど、お客様から「お金を貸して欲しい」と、かつて言われたことがあ…

青木詠一
5年前
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クレームとテレビ局の取材。

昔、あるテレビ番組の取材を受けたことがある。結局のところ、いくつかの理由で放送は中止には…

青木詠一
5年前
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レジの彼女と怖いお客さん。

これはうちの奥さんから聞いた話。 彼女は今、ある雑貨店で主にレジ業務をしている。その日もレジは忙しかったようだ。レジに何人か並んでいた。そのレジを彼女は一人でこなしながら、ふと視線の端っこで、何か嫌な予感がしたそうだ。 ・・・何か殺気みたいなものを感じる。 ひとりのレジのお客さんが終わったとき、ふと、レジに並んでいる3番目の最後尾のお客さんを見たそのとき「どうしよう・・・」と彼女は心の中で、震える思いがしたそうだ。 そこには見るからに怖そうな男の人がいた。ついさっき、

彼女の笑顔とおすすめ品。

なんとなく気持ちがずっと晴れない。仕事での誰かのたった一言が、まだ、頭上を覆ってる。影に…

青木詠一
5年前
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母に伝えたい言葉。

青木詠一 著書「それでもお客様は神様ですか?」より。 ・・・・・・ お客さんが、私の目の…

青木詠一
5年前
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